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「太った上にNG連発!」玉木宏が告白『ミッドナイト イーグル』の舞台裏

邦画史上最大のスケールで製作された山岳サスペンス・アクション『ミッドナイト イーグル』。そのスケールのみならず、日米同時公開という快挙も成し遂げた本作が11月23日(金・祝)に公開され、主演の大沢たかおを始め、竹内結子、玉木宏、吉田栄作、石黒賢、佐原弘起、藤竜也、そして成島出監督が舞台挨拶を行った。

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『ミッドナイト イーグル』初日舞台挨拶にて(左から)成島出監督、吉田栄作、玉木宏、大沢たかお、佐原弘起、竹内結子、石黒賢、富士竜也
『ミッドナイト イーグル』初日舞台挨拶にて(左から)成島出監督、吉田栄作、玉木宏、大沢たかお、佐原弘起、竹内結子、石黒賢、富士竜也
  • 『ミッドナイト イーグル』初日舞台挨拶にて(左から)成島出監督、吉田栄作、玉木宏、大沢たかお、佐原弘起、竹内結子、石黒賢、富士竜也
  • 『ミッドナイト イーグル』初日舞台挨拶 大沢たかお、佐原弘起
  • 『ミッドナイト イーグル』初日舞台挨拶 玉木宏
邦画史上最大のスケールで製作された山岳サスペンス・アクション『ミッドナイト イーグル』。そのスケールのみならず、日米同時公開という快挙も成し遂げた本作が11月23日(金・祝)に公開され、主演の大沢たかおを始め、竹内結子、玉木宏、吉田栄作、石黒賢、佐原弘起、藤竜也、そして成島出監督が舞台挨拶を行った。

「この作品は今年の1月から3月にかけて、関東そして新潟に長野などいろんな場所で撮影しました。今日のこの初日を迎えるために、スタッフ・キャスト一丸となってがんばってきました。今日は本当にありがとうございます」と、満員の客席に向かって挨拶をした大沢さん。「(撮影中は)とにかくリアルに寒くて痛い毎日だったので、それがやっぱり一番印象に残っています。あとは現場でも気になっていて、映画を観ても思ったんですが、玉木さんはふっくらしてきたなと(笑)。日々ちょっとずつふっくらしてきたのが意外と印象的ではありました」と共演の玉木さんについて一言。玉木さん曰く、「自然と太りました(笑)。食事をたくさん用意してくださっていて、一日に6食とか7食とか食べられる環境だったんです。雪山だったので痩せるかなと思ったんですが、食事を毎回美味しくいただいていたら、自分だけぶくぶくと太っていって、いまよりも10kgくらい多いと思います。なので、僕は温かかったです。脂肪のおかげで(笑)」だそう。

大沢さん演じる西崎の息子・優を演じた佐原くんは、大沢さんとかなり仲良くなったようで、この舞台挨拶中もすぐ側にいる大沢さんをずっと見つめていた。「えーっと…パパ(大沢さん)はかっこよくて優しいところが好きです」とのこと。すると大沢さんがちょっと佐原くんに耳打ちして…「男として大好きです。あのー、パパみたいになりたいです」(笑)。

西崎の義理の妹・慶子を演じた竹内さん。「今朝この舞台挨拶の支度のためにこの劇場の近くを通りかかったときに、この作品を観に集まってくださった方たちがチケット売り場に並ぶ姿を見て、そしていま、みなさんの笑顔を見て、この作品に出演できて良かったなと思いました。みなさんの笑顔に応えられるような作品になっていると思います」と自信を見せた。

慶子の上司・宮田を演じた石黒さんは、「大好きなセリフがいろいろあるんですけど、“まあまあまあ”ってセリフが好きで、監督に『この“まあまあまあ”はどういう“まあまあまあ”ですか?』と聞いたら『学生時代から文学を愛し、学生運動にも参加して、公安に知り合いがいて、それでも部下の尻ぬぐいを全て請け負う、器の大きい“まあまあまあ”です』と(笑)。現場ではすごく良い意味でのプレッシャーを与えていただきました」と撮影中のエピソードを語ってくれた。

内閣総理大臣・渡良瀬を演じた藤さんは、ちょっとした不満があったそう。「おにぎりを食べるシーンがありましてね。僕は頭っから真っ白いおにぎりをイメージしていたんですが、海苔が巻いてあるおにぎりがきまして、これは何か妙にショックでした(笑)。やはり白い飯が食いたかったんですよ、この人(総理大臣)はね。だから、本当に不味そうに食べてると思います」。

さきほどの大沢さんのコメントを受けて「僕は太ってるあげく、NGもかなり連発しまして。大沢さんが雪崩に巻き込まれた後にお菓子を食べるシーンで、あのセリフで何回もNGを出してしまって、大沢さんに多分3箱以上食べさせたかな…」と玉木さん。大沢さんは「わざとだろうな、と思って(笑)。最後の一言で間違えるんだよね」と答え、会場をわかせたが、玉木さんはそれにも負けず、「近くにへきそばの美味しいお店があって、撮影じゃないんですけど、また食べることか、って顔してますね(笑)。へきそばをご馳走になったり、吉田さんにはお酒をご馳走になったりしてましたね。幸せな環境でしたね(笑)」と、寒い雪山での撮影だったにもかかわらず、なかなか楽しんだようだ。

「やっぱり寒いだけならまだしも、玉木くんが言ったように寒いのにセリフを明確に言わなきゃいけないのが辛かったですね」と撮影をふり返ったのは吉田さん。「本当にデカイ、ハリケーンと言われている扇風機を僕らの前や後ろで動かすんですが、雪が目に刺さってくるんですね。寒いのに目を開けなきゃいけない、寒いのに喋らなきゃいけないというのが辛かったですね。しかも撮影は大体朝の4時、5時までやってましたから。まず帰るとすぐにお風呂に入って、ゆっくり身体を温めて柔軟してタイガーバームを身体に塗って、しっかり自己管理して過ごしました」とのこと。

そして、本作のこの豪華キャストの面々をまとめた成島監督。「最初にこの台本を読んだとき、ものすごく難しい、どう演出したらいいんだろうと悩みました。現場に入るまで正直自信がなかったんですが、ここにいらっしゃるキャストのみなさんが、本当に予想以上にがんばって演じきってくださいました。監督としてこんなことを言うのはちょっとおかしいかもしれませんが、現場で驚きながら感動しながら、数少ない初めての体験をさせていただけました」とキャストたちを絶賛した。

『ミッドナイト イーグル』は丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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