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実ははもっと過激なアクションだった? 蛭子さんが『歌謡曲だよ、人生は』を語る

11人の監督たちが昭和の名曲12曲をモチーフに綴ったオムニバス映画『歌謡曲だよ、人生は』。今年5月に劇場公開された本作のDVDが12月5日(水)に発売された。その発売記念トークイベントに、本作の第7話「いとしのマックス/マックス・ア・ゴーゴー」の監督を務めた蛭子能収、ヒロインの久保麻衣子に、彼女をいじめるOL役のインリン・オブ・ジョイトイが出席した。

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『歌謡曲だよ、人生は』DVD発売記念イベント。久保麻衣子(左)、インリンの2人のキス攻撃に蛭子監督は照れまくり。
『歌謡曲だよ、人生は』DVD発売記念イベント。久保麻衣子(左)、インリンの2人のキス攻撃に蛭子監督は照れまくり。
  • 『歌謡曲だよ、人生は』DVD発売記念イベント。久保麻衣子(左)、インリンの2人のキス攻撃に蛭子監督は照れまくり。
11人の監督たちが昭和の名曲12曲をモチーフに綴ったオムニバス映画『歌謡曲だよ、人生は』。今年5月に劇場公開された本作のDVDが12月5日(水)に発売された。その発売記念トークイベントに、本作の第7話「いとしのマックス/マックス・ア・ゴーゴー」の監督を務めた蛭子能収、ヒロインの久保麻衣子に、彼女をいじめるOL役のインリン・オブ・ジョイトイが出席した。

荒木一郎が1967年にリリースしたレコードで、ミリオンセラーを記録した「いとしのマックス」を初監督作品のテーマに選んだ蛭子監督、若い頃は荒木さんの大ファンだったという。「初めて買ったレコードも荒木さんでしたね。同じ頃に加山雄三さんも売れてたんですが、荒木さんはちょっと暗いイメージで何となくおれに近いなぁと思いまして(笑)。若い頃はいつも聴いてました」と思い入れを語ってくれた。

映画のヒロインはいじめられっ子のOL・良子。蛭子さん曰く「おれは、あまり注目されずに隅っこにいるような人たちが大好きなんです。そういう人がいじめられてるときに『何でいじめるんだ!』って言いたいんですけど、おれはウジウジしてて言えないので映画にしました」とのこと。劇中では武田真治扮する一郎が良子を助けるが、つまり一郎は蛭子さんの願望を投影した存在だということ。

久保さんは蛭子監督の印象について「台本を読んだとき、普段TVなどで見ているとすごく穏やかな方なのに、内にすごく熱いものを隠しているんだな、と感じました。でも現場では普段どおりの本当に穏やかな監督でした」と語ってくれた。

インリンさんは「台本を読んだらすごくおもしろくて、過激な部分も私と似てて(笑)『やってみたいな』とすぐに思いました。いじめる側の役でしたが、すんなり入っていけました。ただ、大きなスクリーンで観たときに、私がガンつけている顔のアップで映画が始まったのはショックでした」と笑顔で語った。

劇中ではかなり過激なアクションシーンが展開されるが、所々で蛭子さんの漫画が挿入されている。これについて蛭子さんは「僕は残虐なシーンが大好きで、タランティーノの映画とかも好きなんですが、あんまり過激だとR指定が入ってしまうのでそれを和らげるために入れました」とちょっぴり不満そう。だがインリンさんと久保さんが「これまで使ったことがないくらい大量の血糊を使った」と語るように、十分過激な内容に仕上がっている。撮影は公園で行われたが「通行人が相当びっくりしてました」(久保さん)とのこと。アクションあり、さらにはダンスもありという見どころ満載の濃密な8分間。「いとしのマックス/マックス・ア・ゴーゴー」が収録されている『歌謡曲だよ、人生は』のDVDは現在発売中。

『歌謡曲だよ、人生は』DVD
発売元:アルタミラピクチャーズ/ポニーキャニオン/ザナドゥー発売中
価格:3,990円(税込)
《シネマカフェ編集部》

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