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「ジョンならネットで世界を歩き回ってる」ジョン・レノン音楽祭でオノヨーコ来日

アジア、アフリカの子どもたちに学校を贈ることを目的に、故ジョン・レノンのパートナーであったオノ・ヨーコの呼びかけで始まった「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」が今年で第7回を迎える。今年はジョンの命日である12月8日(土)に、生前のビートルズ時代に日本で唯一ライヴを行った日本武道館で開催される。これに先駆けて12月6日(木)に記者会見が行われ、ヨーコさんのほか今年の参加アーティストである斉藤和義、LOVE PSYCHEDELICOのKUMIとNAOKI、そして今回朗読で参加する女優の樹木希林が出席した。

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「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」記者会見。左から斉藤和義、樹木希林、オノ・ヨーコ、LOVE PSYCHEDELICOのKUMIとNAOKI
「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」記者会見。左から斉藤和義、樹木希林、オノ・ヨーコ、LOVE PSYCHEDELICOのKUMIとNAOKI
  • 「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」記者会見。左から斉藤和義、樹木希林、オノ・ヨーコ、LOVE PSYCHEDELICOのKUMIとNAOKI
  • 「ジョンと私の活動は今も続いているわ」と力強く語るオノ・ヨーコ
  • 2回目の参加となる斉藤和義と、朗読での参加となる樹木希林
  • ネパールを訪れたときの感動を語ってくれたLOVE PSYCHEDELICOのKUMIとNAOKI
アジア、アフリカの子どもたちに学校を贈ることを目的に、故ジョン・レノンのパートナーであったオノ・ヨーコの呼びかけで始まった「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」が今年で第7回を迎える。今年はジョンの命日である12月8日(土)に、生前のビートルズ時代に日本で唯一ライヴを行った日本武道館で開催される。これに先駆けて12月6日(木)に記者会見が行われ、ヨーコさんのほか今年の参加アーティストである斉藤和義、LOVE PSYCHEDELICOのKUMIとNAOKI、そして今回朗読で参加する女優の樹木希林が出席した。

ヨーコさんは「こうして年に1度、日本にやってくるのが楽しみになりました。以前は『何ではるばる来なくちゃいけないんだ?』って思ってたんですけど(笑)。もう7回目ということで、継続の力ってすごいと思いますし、日本人として日本でこういうことが行われることを誇りに思います」と挨拶。ジョンの誕生日である10月9日には、アイスランドの首都・レイキャビクに建設されたヨーコさんの手による光の塔「イマジン・ピース・タワー」の除幕式が行われた。この除幕式の様子についてヨーコさんは「みなさん集まってくださって本当に嬉しかったです。そのときジョンが私のそばに立っているのを感じました。『イマジン』はやっぱりジョンに歌ってほしかったので、ジョンが歌ったものをそのとき流したんですが、やっぱりみんな泣いてしまいました」と語ってくれた。そして、今回のコンサートでも観客に配られる“ONOCHORD(オノ コード)”というペンライトで「I LOVE YOU」のサインを送るヨーコさん。「これを世界中でやってるんですが、ジョンと私がやってきたことはいまでも続いてるんだ、と感じています」と語った。

続いてヨーコさんは、隣に座る希林さんについて「希林さんのことは昔から存じ上げていますが、彼女の表情を見ると、自分で作り上げた美しさを持っていて素晴らしいです。こうして参加していただけることを感謝します」と称賛と感謝の言葉を贈った。

希林さんは照れながら「できることならば歌いたいのですが、それが出来ないので『イマジン』を朗読させていただきます」と語った。さらに「隣りの斉藤くんが今年で41歳で、ジョンが亡くなったときの年齢を超えた、というのを聞いて『こんなに若くして死ななくちゃならなかったのか…』と胸が詰まりました」とも。斉藤さんは「参加できて光栄です。ジョンの歌を日本語にして歌わせていただこうと思います。がんばります!」と意気込みを語ってくれた。

ヨーコさんは日本の子どもたちに向けてのメッセージを求められ「いま、日本の子どもたちに向けて本を書いてるんです。これが勇気づけになってくれると嬉しいです。『これからの未来はあなたたちが作るんだから希望を持って!』と伝えたいです」と語る。ヨーコさんが日本の子どもたちに呼びかけ、この「ジョン・レノン スーパー・ライヴ」の活動で作られたアジア、アフリカの学校に絵手紙を贈るという活動も行われている。

LOVE PSYCHEDELICOの2人はこの夏、実際にネパールに建てられた学校を訪れ、日本の子どもたちが贈った絵が教室に飾られているのを見てきたという。「どの教室にも壁いっぱいに絵が貼ってあって、子どもたちが『この絵はね…、あの絵はね…』と嬉しそうに説明してくれるんです」(KUMIさん)、「特別なイベントではなく子どもたちが学校に通う日常がそこにある、ということに感動しました」(NAOKIさん)とそのときの様子を語ってくれた。

最後にヨーコさんは、もしジョンが生きていたらいまごろ何をしてたと思うか? という問いに「私とジョンはいつも“Global Village”ということを言ってたんですが、いまはインターネットができて本当に“Global Village”になりましたよね。ジョンはそういうの大好きだし、ただ家にいるのも好きだったので、家でインターネットで世界中を歩き回ってるんじゃないかと思います」と答えた。「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」は12月8日(土)、日本武道館にて開催。本日出席したアーティストのほかに、奥田民生や木村カエラ、くるりなど豪華アーティストも参加予定。またジョンの平和を希求する活動について当時の証言などを基に描き出したドキュメンタリー映画『PEACE BED アメリカ VS ジョン・レノン』も同日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開される。

ジョン・レノン音楽祭 2007「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」
http://www.dreampower-jp.com/index.html
開催日時:12月8日(土) 17:00開場/18:00開演
場所:日本武道館
入場券:全席指定 8,500円(税込)
《シネマカフェ編集部》

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