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初恋は年上女性? 神木隆之介の意欲作『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』

現在、日本の若手俳優(子役)の最前線を走っているのは、間違いなく神木隆之介だ。2007年は『大日本人』、『遠くの空に消えた』など、声の出演を含め5本の映画で活躍を見せている。そのうちの1作『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』は、突然の病に倒れながらもラジオDJに挑戦し、想いを伝える大切さを表現する少年という難役に挑んだ意欲作である。

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『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』 -(C) 2007 Little DJ film partners
『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』 -(C) 2007 Little DJ film partners
  • 『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』 -(C) 2007 Little DJ film partners
  • 『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』 -(C) 2007 Little DJ film partners
  • 『Little DJ 〜小さな恋の物語〜」 -(C) 2007 Little DJ film partners
現在、日本の若手俳優(子役)の最前線を走っているのは、間違いなく神木隆之介だ。2007年は『大日本人』、『遠くの空に消えた』など、声の出演を含め5本の映画で活躍を見せている。そのうちの1作『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』は、突然の病に倒れながらもラジオDJに挑戦し、想いを伝える大切さを表現する少年という難役に挑んだ意欲作である。

物語の舞台はインターネットも携帯電話もまだ普及していない、ラジオが輝いていた70年代。海辺の病院に入院することになった太郎は治療の一環として院内放送のDJを始めることに…。「えっ、ラジオが治療?」と、一見ミスマッチに思えるかもしれないが、太郎が放送するラジオを通じて描かれる患者たちとの交流に自然と心打たれる。

そして、タイトルの“小さな恋の物語”からもお分かりのように太郎の初恋がこれまた感動もの。入院中に知り合った女の子・たまきとの淡く儚い恋に胸がキュッとなってしまうのだ。たまきを演じるのは神木隆之介と並ぶ演技派子役の福田麻由子。この2人の共演も見どころと言えるだろう。

また70年代ということで、フィンガー5「恋のダイヤル6700」、QUEEN「愛にすべてを/SOMEBODY TO LOVE」といった懐かしいヒットナンバーも多く登場するのもいい。レコードとラジオが醸し出す独特の温かさは、21世紀の現代に欠けている何かをそっと埋めてくれるような…そんな処方箋となってくれるはず。

《text:Rie Shintani》

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