「貴重な醤油とマヨネーズが減っていって…」麻生久美子、イラン撮影は食事が大変

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『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』初日舞台挨拶にて(左から)麻生久美子、ショーレ・ゴルパリアン
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  • 『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』初日舞台挨拶 麻生久美子
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ゲーテにも影響を与えたと言われる実在の詩人・ハーフェズ。イランの鬼才、アボルファズル・ジャリリ監督が、そのハーフェズの詩句にインスパイアされて製作した真実の愛の物語『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』が1月19日(土)に初日を迎えた。イラン版「ロミオとジュリエット」とも言われる本作のヒロインに抜擢されたのは『CASSHERN』『アイデン&ティティ』の麻生久美子。本作が初の海外作品となった麻生さん、コーディネーター兼通訳を担当したショーレ・ゴルパリアンが初日舞台挨拶に登壇した。

ちょっと恥ずかしそうに登壇した麻生さん。「ご覧になられたお客さまだということで、いまどういうお気持ちなのかがすごく気になるところです。イランの映画で、私は日本人なのにイラン人の役で出させていただけるということで、すごく嬉しくて。一人でイランに行って、この作品に出るってスゴイと、始めは光栄なことだと思って、すごく嬉しくて喜んでいました。でも、こうやって舞台挨拶するときに、役者は私一人だということに最近気が付きました(笑)。みなさまに、私一人だけで、ごめんなさい、と思っています。ですので今日は助っ人でショーレさんに来ていただきました」と、どうやら役者が自分しかいないことに緊張していたそう。それでもMCが「本作のテーマは“真実の愛”ですが、最近、麻生さんも真実の愛を手に入れられて、おめでとうございます」と結婚の話に及ぶと、途端に顔がゆるんでいた。「ありがとうございます。映画を観に来てくださった方々に、結婚のお祝いまでしていただいて…すみません。(彼とは)いままでも長いお付き合いをしていたので、実はあまり変わらないんですけど、ほんのちょっとだけ幸せです。でも、そのほんのちょっとが私はすごく気に入っています。それくらいがいいなと思って」と、ちょっとどころか、かなり幸せそうな表情。

ロケハンや撮影中など、通訳として麻生さんに同行していたショーレさんも、麻生さんに「一番最初のロケハンで一緒にイランに行って、それからまた撮影現場でも一か月くらいずっと一緒にいて、それ以来、ずっと親しくさせていただいてます。いつも、ステキな彼の話を聞いていたので、私もとても嬉しかったです。おめでとうございます」と結婚をお祝いすると、麻生さんは、「ありがとうございます! 何の会だろう(笑)?」と言いながらさらににこやかに。

ところで、撮影中に一番困ったのは食事だそう。「ホテルには、4つくらいしかメニューがないんです。でも、毎日ホテルで食事をしていたので、さすがに飽きてしまって、それがすごく辛かったです。イランの方って同じものをずっと食べ続けていられるんですか?」とショーレさんに質問。するとショーレさんも「みんな辛かったんです(笑)。砂漠の中の産業街みたいなところのホテルだったから、いろいろ用意してなかったんでしょうね。だから私たちもみんな辛くて…。毎日、麻生さんの醤油とマヨネーズを奪おうとしてね」。麻生さんも笑いながら、「そうそう! 醤油とマヨネーズと海苔とシーチキンとナメコと…とかっていろいろ持っていってたんですよ。私の父親役のハミードさんは、日本に住んでいたらしくて、日本語がちょっとだけしゃべれるんです。で、日本のことが大好きだから、日本のものにスゴイ敏感なんです。“あ、それ醤油! マヨネーズだ!”って、すごい喜んでいて、最初は私も嬉しかったんですけど、どんどんどんどん私の醤油とマヨネーズを奪っていくんですよ。すごい貴重な。これくらいあれば大丈夫だろう、ってちょっとしか持っていかなかったんです。美味しいっていって食べてくれるので、私も嬉しいんですけど、毎日“ああ、減っていく…。どうしよう、残りのイランの生活”って思いながら(笑)、ご飯を食べていた記憶があります」とエピソードを語ってくれた。

「この作品を“難しいかも”って思われた方もいらっしゃると思います。私も初めて観たときは、自分が想像していた脚本と内容が違ったということもあって『難しい』っていう感想が一番にありました。でも二回目観たときに、すごく面白くて、ストーリーも入ってきたし、セリフの一つ一つが詩のようにキレイで、心にしみこんできました。こんな映画に参加できたことって本当に素晴らしいことだったんだと改めて思いました。難しいと思われた方も何度か観て、私と同じように感じてくだされば嬉しいです」と麻生さんが語る『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』は東京都写真美術館ホールにて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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