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『007』最新作タイトル決定! 2人のボンド・ガールとともに“金髪のボンド”登場

興収5億9,420万ドルというシリーズ史上最高の記録を残した前作『カジノ・ロワイヤル』から1年。時代とともに愛される『007』シリーズ待望の最新作のタイトルが、1月24日(木)にロンドンで行われた製作会見にて発表された。シリーズの原作者イアン・フレミングの生誕100年目という記念すべき年を迎え、“金髪のボンド”ダニエル・クレイグら出演者とマーク・フォースター監督ら関係者が一堂に会した。

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『007/クォンタム・オブ・ソラス (原題)』Quantum of Solace -(C)  2008 danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries,Inc. All Rights Reserved.
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  • 『007/クォンタム・オブ・ソラス (原題)』Quantum of Solace -(C)  2008 danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries,Inc. All Rights Reserved.
  • 『007/クォンタム・オブ・ソラス (原題)』 Quantum of Solace -(C)  2008 danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries,Inc. All Rights Reserved.
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興収5億9,420万ドルというシリーズ史上最高の記録を残した前作『カジノ・ロワイヤル』から1年。時代とともに愛される『007』シリーズ待望の最新作のタイトルが、1月24日(木)にロンドンで行われた製作会見にて発表された。シリーズの原作者イアン・フレミングの生誕100年目という記念すべき年を迎え、“金髪のボンド”ダニエル・クレイグら出演者とマーク・フォースター監督ら関係者が一堂に会した。

前作で世界から大絶賛され、いまや英国で出演料の最も高い俳優となったダニエル。本作への続投を受けて「この作品ほど、前作との違いを出すのが難しい作品はありません。タイトルについては映画を観ながら考えてほしい。これがありきたりな物語になるわけはないよ。だって、これはボンド映画なのだから」と自信のコメント。そんな彼の両脇を華麗に飾るのは、注目の2人の新ボンド・ガール。危険な香りも漂わすメイン・ボンドガール役のオルガ・キュレリンコと、すでにボンドとのキスシーンも撮り終えたというMI6のエージェント役、ジェマ・アータートンである。さらに、ボンドが探し求める“謎の男”を演じたフランスの映画スター、マチュー・アマルリック(『潜水服は蝶の夢を見る』)、前作に引き続きボンドの上司である“M”役のジュディ・デンチと錚々たる顔ぶれが並んだ。

このたび最新作につけられたタイトルはずばり、『007/クォンタム・オブ・ソラス (原題)』。フレミングの短編集「007/薔薇と拳銃」の中にある一話「QUANTUM OF SOLACE(邦題=ナッソーの夜に)」が原作になっている。この“クォンタム・オブ・ソラス”とは、直訳すると“慰めの分け前”という意味。そう、前作で愛する女性を亡くしたボンドの復讐心とスパイとしてのアイデンティティとの間に生まれる葛藤が描かれているのである。

プロデューサー曰く「前作よりもアクションが倍増し、よりボンドの内面を描いていく。本作の原作はフレミングの作品の中でも異色のもの。これまでよりさらに『007』ファンに喜んでもらえるだろう」という本作。今後、パナマ、チリ、バハマ、イタリア、オーストリア、ロンドンと世界中のロケが予定されている。

そして新たに『007』シリーズの監督に就任した人間ドラマの名手、マーク・フォースター監督。「ジェームズ・ボンドのような映画の歴史の一部になるのは、とてもエキサイティングだ」と、今後の撮影に向け、勢いのあるコメントを残した。前作とはまた一味違ったボンドの登場に、胸が高鳴る『007/クォンタム・オブ・ソラス (原題)』。日本での公開は2009年お正月第2弾、全国にて。
《シネマカフェ編集部》

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