山口雄大×井口昇が絶賛のホラーとは? 禁断のホラー・トークバトル炸裂!

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『THEM』トークショーにて(左から)山口雄大監督、井口昇監督
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2002年ルーマニアで起きた実話を基に、フランスの新世代ホラーの旗手、ダヴィッド・モローとグザヴィエ・パリュが、その卓越した演出で衝撃の恐怖を映像化した『THEM』。公開初日の1月26日(土)、“心臓破裂!禁断のホラーナイト”と題して、『魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE』など、実写不可能と言われた数々の作品を映像化してきた山口雄大監督と、『猫目小僧』などカルト映画を手がけ、劇団「大人計画」の役者としても活躍中の井口昇監督によるトークショーが開催された。

レイトショーにもかかわらず、ホラー好きな観客を中心に客席の7割以上を埋める盛況の中で、2人のホラー談義がスタート。上映前とあって「この『THEM』っていう映画は、何も話さない方がいい映画なんじゃないかと」と井口さん。山口さんも「何も知らないで観た方がいい映画だよね。終わった後、ロビーでわいわい話したい」とネタばれに慎重な様子を見せた。

ホラー作品と一口に言えど、国によってそのテイストは全く異なる。「『THEM』は質感が、アメリカのいわゆるホラー映画とはだいぶ違う。あっちのホラーはバカっぽいのが多いじゃない? それが少ない、すごい真面目だよね」と本作を分析する山口さん。これに対し、井口さんは「『THEM』は寝転がって観るタイプの映画じゃないよね。これ話しづらいから『28週後…』の話をしていいかな? いや面白かったー!」と全く違う話をすると思ったら「これ、2本立てでやった方がいいんじゃないかな」と言う始末で、会場を沸かせた。

「このタイプの映画をこんなにエンターテイメントにしているなんてすごいなあと。日本でこういう映画撮ると、やっぱりしがらみとかあるじゃない? きちんとした芝居できる役者がこういうのに出てきちんと成功するっていうのが、すごい」と、J-ホラーとの違いを指摘する山口さん。77分という本作の上映時間も、邦画には見られない短さだが、「こんなにゆったりとしていて、後半もつのか、大丈夫か?」と心配したほどだとか。「でも、後半の追い込まれていく感じが、77分に凝縮されてていいよね」と井口さんは大絶賛。

では、2人が好きなホラー映画は? との話題に「僕はやっぱり『サスペリア』ですかね。意味が全然分からないけど怖いというのがいいですよね」と山口さん。井口さんは、「これダメだろうなっていうホラー映画をあえて観るのが好きで。観た後、やっぱりダメだったなーと思うのがたまらないんですよ!」と興奮気味に語ってくれた。その後も、話しても話し足りない2人は、本編の上映時間がおすくらいに、熱いホラー・トークを交わしてくれた。

今後も『赤ん坊少女』(山口監督)、『片腕マシンガール』(井口監督)とそれぞれ新作の公開を控えている2人。彼らが賞賛を贈る『THEM』は現在、シネセゾン渋谷にてレイトショー公開中。今回に続き、2月2日(土)には岩井志麻子×中瀬ゆかり、2月9日(土)には清水崇×豊島圭介によるトークショーイベントも開催が予定されている。詳細は下記シネセゾン渋谷公式サイトまで。

シネセゾン渋谷 イベント情報
http://www.cinemabox.com/schedule/event.cgi?0002&2
《text:cinemacafe.net》

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