広島から東京へ 60年の時空を超えたロマンティック・ラブ『恋する彼女、西へ。』公開

最新ニュース

『恋する彼女、西へ。』初日舞台挨拶にて(左から)池内博之、鶴田真由、小林桂樹 
  • 『恋する彼女、西へ。』初日舞台挨拶にて(左から)池内博之、鶴田真由、小林桂樹 
8月の広島を舞台に、60年前からタイムスリップしてきた青年軍人と、現代を生きる女性の時空を超えた純愛を綴った『恋する彼女、西へ。』。昨年11月に、物語の舞台となった広島で先行公開された本作が、2月9日(土)、東京での公開初日を迎え、主演の鶴田真由、池内博之、そして小林桂樹による舞台挨拶が行われた。

東京から広島へとやってきたキャリアウーマン・響子を演じた鶴田さんは、「撮影してから2年くらい経っているので、みなさんにどう感じていただけたかドキドキしながら来ました。楽しんでいただけたら嬉しいです」と挨拶。時空を超えたラブストーリーという物語の設定に、始めは心配だったというが「脚本を読んだら素晴らしくて、読み終わったときには涙を流していました。素敵な脚本に出会えて嬉しく思っています」と語った。その脚本を手がけたのは、現在放送中のNHK大河ドラマ「篤姫」など数多くのヒットドラマを担当してきた、田渕久美子。鶴田さんは「『私はこの脚本を書き終わったときに、ものすごく体が軽くなった。広島で亡くなった方の鎮魂になったのではないか。この映画はそういうものにしたいので、後はあなたたちが形にしてください』とバトンタッチされたことをすごく覚えています」と、田渕さんとのエピソードを明かしてくれた。

開口一番「みなさん、ようこそお越しくださいました。最近、年寄りの役が多くなった小林桂樹です」と冗談を飛ばし、会場を沸かせた小林さんは、本作では池内さん演じる青年の60年後の姿として登場する。3人の中では唯一戦争経験者の小林さんだが、「大昔、仲間をたくさん失っています。広島へ来ると、感慨無量です。しかし、ここでお仕事ができるというのは緊張感がありまして、頑張ってやりました」と広島での撮影をふり返った。久しぶりの映画出演で、若い2人と共演した感想を聞かれると、「ラブシーンが日本一下手な俳優なものですから…。緊張しましたが、結構うまくやりました」と、自信のコメントで再び会場の笑いを誘った。

過去から現代へタイムスリップし、鶴田さんとのロマンティックな恋愛を披露する池内さん。「こういう素敵なところで公開できたことを嬉しく思っています。広島でも評判が良く追加上映してくれるということで、楽しみです」とコメント。「見るもの全てが新鮮というか、カルチャーショックを受けたというか。重い題材も含まれているんですが、明るく前向きなお話ですし、ロマンティックなラブストーリーになっているので、脚本をいただいてから撮影に入るまですごく楽しみでした」と鶴田さん同様、脚本の素晴らしさを称えた。その中でも楽しみにしていたのが、海でのラブシーンだったそうで、「すっごい楽しみだったんです! 映画でしかああいうことできないから…」と照れ気味に素顔をのぞかせた。

「一人でも多くの方、いま生きてる方も亡くなった方も、楽しんでいただけたらいいなと思っています」(鶴田さん)、「ロマンティックなラブストーリーなので、現実逃避したい方やこういうのいいなと思う方に、ぜひ観ていただきたいです」(池内さん)と、各々が語る『恋する彼女、西へ。』は、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net》
今、あなたにオススメ
Recommended by

特集

page top