中国の名監督が『王妃の紋章』のジェイ・チョウを絶賛「キャラクターへの深い理解力」

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『王妃の紋章』来日記者会見にて(左から)ジェイ・チョウ、リア・ディゾン、チャン・イーモウ監督、ビル・コン
  • 『王妃の紋章』来日記者会見にて(左から)ジェイ・チョウ、リア・ディゾン、チャン・イーモウ監督、ビル・コン
  • 『王妃の紋章』来日記者会見にて ジェイ・チョウ
  • 『王妃の紋章』来日記者会見にて チャン・イーモウ監督
中国の歴史上、最も華やかで、豪奢を極めた王朝期である唐の時代を舞台に、伝統やしきたりに縛られた封建的な家族の崩壊が、豪華絢爛なビジュアルと共に描かれた『王妃の紋章』。本作が3作目のアクション映画となるチャン・イーモウ監督、傑(ジエ)王子を演じたジェイ・チョウ、そしてプロデューサーのビル・コンが来日し、2月11日(月・祝)に記者会見が行われた。

アジアのミュージックシーンを代表するポップスターでありながら、2005年には『頭文字[イニシャル]D』で主演、2007年には『不能説的・秘密』(原題)で監督(主演も)に挑戦するなど、映画界でも着実にその地位を広げているジェイ・チョウ。まずは「ミナサン、コンニチハ。ジェイ・チョウデス」と日本語で挨拶した。本作への出演について「『頭文字[イニシャル]D』のときとは違うプレッシャーを感じた」と話した。「世界的にも有名な監督と大スターとの共演です。僕が1度でもNGを出せば、全員がやり直しになってしまいます。とても厳しいですが、だからこそやる価値のある仕事でした。でも監督はとても良い人で、NGを出しても怒られたりしませんでした」と、撮影をふり返った。自身も監督経験があるとのことで、チャン・イーモウ監督から受けた影響について聞いてみると「自分の撮影がないときには監督の観察をしていました。監督は包み隠さずに仕事ぶりを見せてくれたんです。チャン・イーモウ監督は色の使い方に特徴があるんです。僕が暮らしている台湾には美しい風景がたくさんあります。ラブストーリーにはこういう色、父と息子の話にはこういう色という感じで、いろいろと勉強になりました」と語った。また、共演のチョウ・ユンファについても、「彼は親しみやすい人でした。実は撮影中、誤って彼の手をぶつけてしまったことがあるんです。でも彼は『大丈夫。もっと力を出さないと、真に迫ったシーンは撮れませんよ』と言ってくれたんです。ますます尊敬しました」と絶賛。

2002年の『HERO』以来、チャン・イーモウ監督の作品のプロデュースを担当しているビル・コン。ほかにも『僕の彼女を紹介します』('04)、『ラスト、コーション』など、彼が手がける作品はほとんどが成功している。その秘訣は「一言で言えば、良い監督と組むことです」だそう。「私はプロデューサーです。プロデューサーとは裏方の仕事なんです。映画の成功の鍵を握るのはあくまでも監督であって、プロデューサーではありません。素晴らしい脚本の神髄を映画にするのは監督の仕事ですから、良い監督と組むことが大事ですね」だそうだ。

『初恋のきた道』('99)、『LOVERS』('04)、『単騎、千里を走る。』('05)など、日本でも知名度の高いチャン・イーモウ監督は本作について、「この作品は中国で有名な舞台劇が原作となっています。1930年代の中国を描いた作品なのですが、私は個人的に唐の時代に興味があるので、この作品をその時代に置き換えて本作を作りました」と説明した。脚本が出来た段階ですぐにチョウ・ユンファ、コン・リーにオファーを出したとのことだが、ジェイ・チョウの起用については、「傑王子は本作において唯一、愛の心、明るい未来を持っているキャラクターです。母に対する愛、母のためにはどんなことでもするという気持ちが非常に重要な要素でした。真心や純粋といった気質を持つ人に演じてもらいたいと思ったときに、迷わずジェイ・チョウの顔が浮かびました」とその理由を明かしてくれた。また、「撮影中にジェイが監督した作品を観たのですが、すごくユニークで気に入りました。この映画でもジェイは想像を遥かに超えた素晴らしい演技を見せてくれました。またエンディングテーマを担当してくれたのですが、初めてその曲を聴いたときには、素晴らしい出来映えに感動したのを覚えています。キャラクターへの深い理解がなければ作れなかったでしょう」と手放しで絶賛した。

会見の最後には、ジェイ・チョウの大ファンだと言うリア・ディゾンが花束を贈呈。「大ファンです」というリアに照れるジェイという場面も見られた。

チョウ・ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウが素晴らしいアンサンブルを見せる『王妃の紋章』は4月12日(土)より東劇ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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