クリスティーナ・リッチ「現代的なおとぎ話よ」 『ペネロピ』に学ぶ幸せの見つけ方

最新ニュース

『ペネロピ』 クリスティーナ・リッチ photo:HIRAROCK
  • 『ペネロピ』 クリスティーナ・リッチ photo:HIRAROCK
  • 『ペネロピ』 クリスティーナ・リッチ photo:HIRAROCK
  • 『ペネロピ』 クリスティーナ・リッチ photo:HIRAROCK
おとぎ話の主人公は豚の鼻と耳を持つ女の子、ペネロピ。先祖がかけられた呪いのもとに生まれてしまったお嬢様は、それを解ける唯一の“王子様”を探していた。しかし男たちはひと目その姿を見ては逃げてばかり…。そう、待っているだけでは、幸せは切り開けない。運命は自分で変えるのだ! そんなポジティブなメッセージが込められた、現代のフェアリーテイル、『ペネロピ』でヒロインを演じるのはクリスティーナ・リッチ。ファンタジックな魅力満載の本作についてインタビューした。

クリスティーナといえば、子役として絶賛された『アダムス・ファミリー』から『バッファロー'66』『ブラック・スネーク・モーン』まで幅広いキャラクターを演じ、ハリウッドで最も評価されている若手女優の一人。特にピュアな心を持つペネロピは、観る人全てに“ハマリ役!”と思わせるが、本作のオファーがある前から「おとぎ話の映画に出たかった」と嬉しそうに話す。
「すごく笑える素敵なストーリーもそうだけど、何よりもこの作品に出たいと思わせたのは、最後のひねり。誰かが助けに来てくれるのではなくて、自分のありのままを受け入れて愛することが大切なんだよ、というメッセージが込められていて、そういう映画はあまり観たことがなかったの。そこがこのおとぎ話を、現代的な物語にしていると思うわ」。

とはいえ、彼女のキュートな顔に、豚の鼻と耳…初めてつけたときは、さすがに抵抗があったのでは?
「最初にテストメイクでつけたものはかなり強烈なもので、とても醜かったのよ。監督は醜ければ、それだけ彼女の痛みが伝わるんじゃないかと、それがどうしてもいいと言っていたんだけど、全員で“NO!”と大反対。もうちょっとかわいい鼻になるように、説得したの(笑)」。

豚の鼻と耳はおとぎ話の中のことだけど、コンプレックスは誰にだってあるもの。一流女優として活躍しているクリスティーナでさえ、「一時期、自分の性格にすごくコンプレックスを持っていて、人と話すことがとても苦手だった」と明かす。
「インタビューを受けると、その日の夜は一晩中『あー、あんなこと言っちゃった、バカなことやっちゃた、恥ずかしい…』と、そんなことばかり思い悩んでいたわ。外に出て、人に会うのがすごく嫌な時期があったの。でもそうすると、独りでいることが多くなって、それは全然楽しくなかった。せっかく面白い経験ができるかもしれないときに、自分の粗探しばかりしているようではそれを謳歌できないってことに、あるとき気がついて、ありのままの自分で良いんだと思うようにしたわ。ウジウジ悩んでいても自分のために何の役にも立たないし、自己中心的。そんなことよりももっと価値のある、楽しくなるようなことをするように心がけているのよ」。

コンプレックスの影は全く感じさせず、ペネロピと同じくらい“ハッピー・オーラ”を放っているクリスティーナ。最後に、そんな眩しい彼女の今後について訊いてみた。
「どうなっていくのかは自分でも分からないけど、やっぱり女優であることの醍醐味は、いろんな役を演じられるということ。『ブラック・スネーク・モーン』の撮影の1か月後に『ペネロピ』の撮影に入ったんだけど、前作でもう涙が枯れ果てていたから、ペネロピのようなキャラクターを演じられて本当に良かったわ。その後に撮ったのは『スピード・レーサー』というアクション大作で、これまた全然違った作品で、スタントもあって…。これからも、いままでのように違ったタイプの作品に挑戦していくつもりよ」。

過去は変えられないけど、運命は自分で切り開けるもの。クリスティーナのチャーミングな笑顔が何よりも、それを語りかける。



『ペネロピ』公式サイト
http://www.penelope-movie.com/
《photo:Hirarock》

関連ニュース

今、あなたにオススメ
Recommended by

特集

page top