鈴木敏夫「確実に宮崎駿は進化している」と宣言 さかなの子・ポニョの素顔が明らかに
今度は大海原を舞台に、人間になりたいと願うさかなの子・ポニョと5歳の男の子・宗介の物語を描く、4年ぶりの宮崎駿最新作『崖の上のポニョ』。このたび公開初日が7月19日(土)に決定した本作の製作中間報告会が、4月11日(金)に行われ、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、公開に向けての本作の進捗状況を報告した。
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公開日の発表のほかに、この日、最新のポスタービジュアルが披露された。これまではっきりと明かされていなかったポニョの姿だったが、今回のポスターでは、大海原と3隻の船を背景に、丸い瞳とあどけない表情でお目見えに。「“波と水の表現”に命を懸けてます。全く新しい海を手描きによって表現しようとしています」という宮崎監督。特に波の描写に関しては、一切スタッフに任せず、全て自ら手がけるほどの入れ込みだそうで、鈴木氏も「確実に宮崎駿は進化している、と痛感させられています」と宣言した。
製作状況も、「初めてと言っていいくらいに順調に進んでいる」という本作。鈴木氏曰く、「『5歳の男の子から世界を見ると、どんな時代であれ、世界は美しく、生きるに値する』、そんな気持ちが作品に込められているのでは」だそうだ。またこの日、新たな声優キャストとして、ミュージシャンの矢野顕子が、ポニョの“いもうとたち”役として起用されることも判明。徐々に映画の内容が明かされてきた。尚、先述のポスターは4月19日(土)より全国の映画館に掲出され、同日より約85秒の本作の予告編が映画館限定で公開される。初めて“動く”ポニョと、宗介の素顔が映し出されるので、気になる方は劇場でいち早くチェック!
『崖の上のポニョ』は、7月19日(土)より全国東宝系にて公開。
※上記のポスタービジュアルは、『崖の上のポニョ』作品情報ページでご覧いただけます。
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