麻生久美子、ウェディングドレスに照れ笑い 幸せムービー『たみおのしあわせ』完成

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『たみおのしあわせ』完成披露試写会にて(左から)武藤さん、大竹さん、原田さん、麻生さん、岩松監督、小林さん
  • 『たみおのしあわせ』完成披露試写会にて(左から)武藤さん、大竹さん、原田さん、麻生さん、岩松監督、小林さん
  • 『たみおのしあわせ』マドンナ・瞳役の麻生久美子
  • 『たみおのしあわせ』父親・伸男役の原田芳雄
優柔不断で何事も成り行き任せの独身男・民男と、子離れが出来ずにいる父・伸男。そんな男2人の親子が人生の一大イベント“結婚式”に向けて悪戦苦闘するさまを、ユーモアを織り交ぜて描いた『たみおのしあわせ』がこの夏、公開される。4月15日(火)、本作の完成披露試写会が行われ、上映前に監督・脚本を手がけた岩松了をはじめ、原田芳雄、麻生久美子、大竹しのぶ、小林薫、そして音楽を担当した「勝手にしやがれ」の武藤昭平が上映前の舞台挨拶に登壇した。

オダギリジョー扮する民男のフィアンセ・瞳役で、岩松監督とは大ヒットドラマ「時効警察」以来2度目の共演を果たした麻生さん。同ドラマの撮影中に、何の前触れもなく監督から出演オファーを受けたというが、「話すのをこんなに楽しみにしていたというのは初めてというくらいに、すごく魅力的なセリフを書いていただきました。岩松さんの描いた世界でセリフを話せてすごく嬉しかったです」と少々照れながらもラブコールを贈った。麻生さんといえば、昨年末結婚したばかりだが、それより一足早く披露されたウェディングドレス姿も本作の見どころ。このことに触れられると、「やっぱりドレスを着ると気分が上がりますね」と眩い笑顔で感想を述べた。

『たみおのしあわせ』というタイトル、そして本作の脚本は元々、20年以上前にTVドラマ用に書きながらも実現叶わなかった、岩松監督の“恨みがましい記憶”が詰まったもの。「何とかして形にせねば…」という想いのもと、やっと完成したのが本作なのだ。監督はその長い道のりを「みなしごから一般家庭に拾っていただきました」とふり返った。だが、この喜びを前にしても慎ましやかな岩松監督。「嬉しいですが、表面上はあまり嬉しくないようにしたいなと。それが世間に対しての礼儀だと思うので(笑)」と喜びを表した。

そんな岩松さんの下に集まった、個性あふれる豪華俳優陣による一癖も二癖もあるキャラクターたちも本作の見どころ。その一人、現場での共演者との“深い愛の討論”のエピソードも明かした大竹さんは「キャスト個人個人が本当に面白い人ばかりで楽しかったです」と改めて岩松組の魅力を語った。

「監督には質問をしないことにしている」と笑うのは、謎を秘める伸男の義弟、透役の小林さん。岩松さんの性格をよく知る小林さんならではの発言だが、「芝居の稽古のときとは違って(笑)、岩松さんはとても生き生きしているので、なるべく健康のためにもこれからも定期的に映画を撮ってもらいたい」と同輩へエールを送った。

一方、“晴れ! 結婚式! 日曜日!”という強烈なイメージだけを監督から受けて、劇中の全ての音楽を作り上げた武藤さんは、「岩松監督が作る映像の懐かしさやコミカルさを出したり、監督とはまたちがう発想で音楽を入れてマジックを起こせたのでは」と自信をのぞかせた。劇中にも登場するその演奏シーンにご注目。

これまでの出演作で父親役がすっかり定着している原田さんだが、今回演じる伸男は「実に曖昧で、常にああだこうだ迷ってる」父親だそう。岩松組の現場については「(役作りについて)お互いに何を考えているのか、探り合いながらの現場でした」と苦労の様子を見せた原田さんだが、「命令するのではなく、一言でいろんな発想が生まれるようなダメ出しで、こんなに納得するダメ出しは久しぶりでした」と監督の“ダメ出し”を絶賛した。これから映画を観る人へ「丸々“岩松映画”なので、気楽に、軽い気持ちで観ていただければ一番いいと思います」とメッセージを贈ってくれた。

最後に、司会者から全員に本作のテーマ「幸せとは?」との質問が。麻生さんは「最近“死”を身近に感じるようになって…」とドッキリ発言をするも「生きてるだけで幸せ」とコメント。続いて「ほどほど。幸せも愛も少しだけ」(原田さん)、「幸せですけど、なんか寂しい…」(大竹さん)、「(劇中の大竹さんになぞらえて)ポン酢しょう油があれば」(小林さん)、「音楽!」(武藤さん)と思い思いの幸せが語られた。そして一番力強く言い切った岩松監督。「この映画を観終わった方がそういう状態であればいいなと思います!」と願いを込める『たみおのしあわせ』は夏、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》

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