※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「最近、恋愛してない…」小出恵介と綾瀬はるかの『僕の彼女はサイボーグ』

綾瀬はるかと小出恵介という、いまの日本映画界を引っ張る若手俳優を起用し、ちょっと頼りない僕=ジローと、彼女=サイボーグの、ちょっとコミカルで、そして切ない恋を描いた『僕の彼女はサイボーグ』。『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督が日本のスタッフ・キャストで製作した本作が5月31日(土)に公開初日を迎え、綾瀬さん、小出さん、クァク監督が舞台挨拶を行った。

最新ニュース レポート
注目記事
『僕の彼女はサイボーグ』初日舞台挨拶にて(左から)クァク・ジェヨン監督、綾瀬はるか、小出恵介
『僕の彼女はサイボーグ』初日舞台挨拶にて(左から)クァク・ジェヨン監督、綾瀬はるか、小出恵介
  • 『僕の彼女はサイボーグ』初日舞台挨拶にて(左から)クァク・ジェヨン監督、綾瀬はるか、小出恵介
  • 『僕の彼女はサイボーグ』初日舞台挨拶にて綾瀬はるか
  • 『僕の彼女はサイボーグ』初日舞台挨拶にて小出恵介
綾瀬はるかと小出恵介という、いまの日本映画界を引っ張る若手俳優を起用し、ちょっと頼りない僕=ジローと、彼女=サイボーグの、ちょっとコミカルで、そして切ない恋を描いた『僕の彼女はサイボーグ』『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督が日本のスタッフ・キャストで製作した本作が5月31日(土)に公開初日を迎え、綾瀬さん、小出さん、クァク監督が舞台挨拶を行った。

当日の午前中には大阪で舞台挨拶を行ったという3人。あいにくの雨だったが、ほぼ満員の観客から大きな拍手で迎えられて、舞台上に上がった。綾瀬さんは「編集やCGの作業に1年くらいかかり、ようやく本日公開となりました、本当に嬉しいです。何かドキドキしています」と挨拶。サイボーグ役の難しさについて「無駄な動きはしないということと、歩き方や顔の動かし方、特に瞬きをしないということに気を付けました。監督がサイボーグの演技がとてもお上手で、実際に見せてくださったので、それをヒントにしました」と語った。クァク監督とのコラボレーションに関しては、「普段はすごくチャーミングなんですけど、表情一つとっても、監督の中にしっかりしたイメージがあって、それを追及する厳しさを持っていらっしゃいます。そういうところに関しては、撮影中も監督とたくさん話しました」そうだ。

確かに、「みなさん、こんにちは。韓国から来ました映画監督のクァク・ジェヨンです」と日本語で挨拶したクァク監督は、穏和な笑顔が印象的であまり厳しさは感じられない。「綾瀬さんがチャイナドレスを着て、踊るシーンがあるんですが、そのときに鼻をぶつけて腫れてしまったんです。『病院に行かないの?』と聞いたら『行かない』と言う。涙をこらえながら、『日本の女優は弱いと思われるのがイヤだから行かない』と答えていました。小出さんも、綾瀬さんに突き飛ばされて、車にぶつかるシーンがあるんです。そのときに気絶してしまったんですけど、そのまま撮影しました。それくらい体当たりで演技してもらったんです」と2人の日本人俳優を称賛した。

そんな気絶シーンを暴露(?)されてしまった小出さん。「本当にいままでで一番大変な撮影で、一番怖い監督で(笑)、一体どうなるんだろうと思っていたんですが、こうやって無事に初日を迎えられて嬉しいです」と笑顔で挨拶しつつも、「失神したのは後半の方です。よく見ると分かるので、ぜひ見つけてください。それでかわいそうだな、と思ってほしいです(笑)」と会場の笑いを誘った。クァク監督については「僕はジローという苦学生を演じたんですけど、ジローは、ビルの屋上に住んでいるんです。そういことはまずないですよね。しかも朝から鍋を食べたり、セリフの言い回しとかも、いまの僕らの言葉遣いじゃなかったりして…。でも、やっぱり映画は監督のものですし、いろいろ話し合って監督のビジョンに合わせて作りました。逆にそれが良い感じになったんじゃないかと思います」と語った。

ジローとサイボーグの彼女の愛が大きな魅力となっている本作に因んで、最後に綾瀬さんと小出さんに“理想の恋愛”について聞いて質問が出ると、綾瀬さんは「お互いがお互いを思いやるというか…(笑)。良い意味でお互いを高め合っていけたらいいですよね」。そして小出さんは、「沈黙が大丈夫な人がいいです(笑)。でも、しばらく恋愛してないから分からないですね(笑)」そうだ。ジローとサイボーグがどんな恋愛を繰り広げるのか、是非チェックしてほしい。

『僕の彼女はサイボーグ』はサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top