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「僕は弟と父に素直に反応してるだけ」加瀬亮『重力ピエロ』まもなくクランクアップ!

クランクアップまで、残すところあと1シーンとなった話題作『重力ピエロ』。伊坂幸太郎の人気小説を原作とした本作は、製作の段階から早くも注目を集めている。原作のファンの人気に応えるように、キャストに名を連ねているのは鈴木京香や渡部篤郎など、実力派俳優ばかり。その中で、メインキャラクターである奥野家長男・泉水役を演じているのが、加瀬亮だ。大詰めを迎えている撮影の合間にインタビューした。

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『重力ピエロ』 加瀬亮
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クランクアップまで、残すところあと1シーンとなった話題作『重力ピエロ』。伊坂幸太郎の人気小説を原作とした本作は、製作の段階から早くも注目を集めている。原作のファンの人気に応えるように、キャストに名を連ねているのは鈴木京香や渡部篤郎など、実力派俳優ばかり。その中で、メインキャラクターである奥野家長男・泉水役を演じているのが、加瀬亮だ。大詰めを迎えている撮影の合間にインタビューした。

第129回直木賞候補となった原作「重力ピエロ」待望の映画化。加瀬さんはあえて、小説は読まなかったという。
「原作は面白いって評判を聞いていましたが、それをやっぱり2時間にまとめるとどうしても違うものになってしまう。いままでも原作ものにたくさん出演してきましたが、やっぱり面白いと印象に残ってしまって…それが映画にとって余計なものになるのはいやだなと思ったんです」。

それでは最初に脚本を読んだときの感想は?
「潔いなというか、ちゃんと投げかけたことに結論を出している。タイトルの“重力ピエロ”と、“遺伝か環境か”というテーマがあって、その2つが最後の方でお父さんと兄弟の3人のシーンで交差するんですけど、そこがどんな風になるのか、読んだときからずっと気になっていました。これからそのシーンを撮るんですけど、楽しみですね。あと、お父さんの表情がすごい。小日向文世さんが演じていますが、どんな顔をするんだろう? とすごく興味を持ちました」。

次々と映画出演が相次ぐ中、様々なキャラクターを幅広く演じ、そしてどんな役でも、加瀬さんが持つ独特な存在感が観る人を魅了する。今回の泉水という役についてはこう語る。
「この物語はやっぱり、弟の春と父親がすごく強いキャラクターで、僕はどちらかというとそれを受け止めたり、その中で揺れたりしていく役。2人がいつもすっごく面白くやってくれるので、僕はそれに素直に反応しているだけですね」。

春を演じているのは、注目株の若手俳優、岡田将生。オール仙台ロケの撮影を通して、キャストとスタッフの関係が密になってくることはもちろんだが、特に現場で目立っていたのが、加瀬さんと岡田さんの仲の良さ。岡田さん曰く、加瀬さんは「お兄さん的存在」。シーンごとに演技について相談し合ったり、2人のか合いは見ていて微笑ましかった。先輩俳優としての責任感なのか、面倒見のいい性格なのか、見どころについて聞いても、「僕が一番観てほしいのは、僕が言うのも変ですけど、やっぱり春だと思うんです」とフォローする。
「春の持っている悲しさだとか、逆にいうと純粋さとか観てほしいなと思います。すごく簡単にいうと、家族の話なので」。

現在公開が待機している作品だけでも6本、いま最も忙しい俳優の1人である加瀬亮。次はどんな表情を見せてくれるのか、活躍を期待したい。
《シネマカフェ編集部》

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