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ただ映画が観たいだけ? 蒼井優「バイトするならヒマなレンタルビデオ屋さん(笑)」

100万円を貯めるごとに職を変え、各地を転々とする一人の女性と彼女を取り巻く人々の姿を描いた『百万円と苦虫女』。7月19日(土)の公開に先立ち、本作のプレミア試写会が開催され、主演の蒼井優と森山未來、ピエール瀧(電気グルーヴ)、そして監督のタナダユキが上映前の舞台挨拶に登壇した。

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『百万円と苦虫女』舞台挨拶。右からタナダユキ監督、ピエール瀧、蒼井優、森山未來。
『百万円と苦虫女』舞台挨拶。右からタナダユキ監督、ピエール瀧、蒼井優、森山未來。
  • 『百万円と苦虫女』舞台挨拶。右からタナダユキ監督、ピエール瀧、蒼井優、森山未來。
  • 『百万円と苦虫女』舞台挨拶にて 蒼井優。
  • 『百万円と苦虫女』舞台挨拶にて 森山未來。
100万円を貯めるごとに職を変え、各地を転々とする一人の女性と彼女を取り巻く人々の姿を描いた『百万円と苦虫女』。7月19日(土)の公開に先立ち、本作のプレミア試写会が開催され、主演の蒼井優と森山未來、ピエール瀧(電気グルーヴ)、そして監督のタナダユキが上映前の舞台挨拶に登壇した。

主人公の鈴子を演じた蒼井さんは、3年ぶりの映画主演について「タナダ監督の脚本が本当に素晴らしくて、読んでいて登場人物が動き出し、背景が目に見えるかのように感じました。この脚本の素晴らしさに後押しされて、普段は避けている主演をついつい引き受けてしまいました(笑)」と語った。鈴子については「最初は『なんて地味なんだ!』と思いましたが、多面的で魅力あるキャラクターですね。女性なら誰しも、鈴子みたいな一面を持ち合わせているのではないかと思います。地道に生きている地味な感じが私とも似ていると思います」と分析した。物語に因んで、もしアルバイトをするならどんな仕事がいいかと蒼井さんに聞いてみると「1日に10人くらいしかお客さんが来ない、ヒマなレンタルビデオ屋さんで働きたいですね。もしくは小さな映画館です」とのこと。要はヒマな時間に映画を観たいのだとか…。さらに、もし100万円あったら何に使うか尋ねると「この映画の宣伝費として使います」という殊勝な答えが返ってきた。

桃園で働き、鈴子を温かく見守る春夫を演じたピエールさんは、撮影をふり返り「撮影で使った桃園のおじさんが、好きなだけ桃を食べていいと言ってくださったので、撮影の間中、隙を見ては桃をもいで食べてました」と語った。ちなみに蒼井さんによると「ピエールさんは、桃に限らずいつもよく食べて幸せそうでした(笑)」とのこと。

鈴子に惹かれる大学生の中島を演じた森山さんは、本作への出演を決めた理由を「蒼井優という女優さんを見てみたかったから」と説明。実際に共演してみての感想はというと「華奢に見えますが、ガッシリした人ですね。ガッシリです!」となぜか「ガッシリ」を連発した。

本作は、今年のモントリオール世界映画祭での上映、そして韓国での劇場公開も決定したが、これを聞いたピエールさんは「実は、カナダのモントリオール世界映画祭は、僕がこの世界に足を踏み入れたときからの目標でして…」としみじみと喜びを語った。というか、そもそもピエールさんの本職はミュージシャンでは…? さらに、タナダ監督までも「実は、この映画を作り始めたときから、モントリオール世界映画祭と韓国での公開を目指していたので感無量です(笑)」ととぼけた口調で語り、会場の笑いを誘った。

蒼井さんが「この作品は私たちにとって自分の子供のような存在。きっと観る人に何かを伝えてくれるはず」と胸を張って薦める『百万円と苦虫女』。7月19日(土)よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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