浅野温子は意外とホラー向き? 楳図ホラーの傑作映画化『赤んぼ少女』公開

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『赤んぼ少女』初日舞台挨拶にて(左から)生田悦子、斎藤工、浅野温子、水沢奈子、野口五郎、楳図かずお
  • 『赤んぼ少女』初日舞台挨拶にて(左から)生田悦子、斎藤工、浅野温子、水沢奈子、野口五郎、楳図かずお
額の中央には稲妻のような割れ目、左右に崩れ落ちた顔面、そして折れ曲がった指先から伸びる毒牙のような爪…。完璧なまでのビジュアルを備えた、この新たなホラー・ヒロインの名前は“タマミ”。ホラー漫画の名匠・楳図かずおの同名漫画を実写映画化した『赤んぼ少女』が8月2日(土)に公開を迎え、山口雄大監督と楳図さんを筆頭に、主演の水沢奈子、野口五郎、斎藤工、生田悦子、そして浅野温子が登壇した。

“タマミ”に憎悪の刃を向けられる美少女・南条葉子に扮した14歳の水沢さんは、本作で映画デビューを果たした。初めての現場をふり返り「すごく緊張したのですが、大先輩たちがとても優しくしてくださって、撮影が終わる頃にはお芝居がすごく好きになっていました。ホラーの現場にもかかわらず、明るい雰囲気で楽しかったです。特に野口五郎さんの親父ギャグが(笑)」と劇中とは打って変わって笑顔で語った。

「タマミを見ていると、自分の娘のことをすごく考えますね。撮影が終わった後も、自分の娘とタマミを重ね合わせてすごく悩みました」と語るのは、葉子の父親・敬三を演じた野口さん。先ほどの水沢さんの言葉を受け、「親父ギャグを本番前に言って、自分で自分を追い込むのが好きなんですよね。自分、Mなんで…」と自虐気味にコメント。そこへ楳図さんが思わず「え!? 野口だけに“N”じゃないんですか!」と突っ込みを入れるも、「いや、それはちょっとつまんないですね」と冷静にあしらい、会場の笑いを誘った。

そして、不気味な佇まいで葉子を精神的に追い詰める母親・夕子を怪演してみせた浅野さん。夫役の野口さんとは以前に共演経験があり、違和感なく演じられたそうだが、「でも、私はとにかく突き飛ばされまくる役なので…。すごい夫婦ですよね。みんなホラーなのに、私一人だけメロドラマをしてしまってごめんなさい。今回、初ホラーでしたが、いつもドラマで恐い顔してると言われてるので、初ホラーとはいえ『あ、そうなんだ』という感じでした」と語り、ベテランの貫禄を見せつけた。

トレンディドラマでは見ることのできない、浅野さんの豹変ぶりにご注目。『赤んぼ少女』はシアターN渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net》
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