※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

暑い夏を忘れて、しばし別世界へvol.2 美しく普遍的なビートルズの世界へ

人海戦術の凄さに圧倒されつつも、良くも悪くも中国らしささく裂だなと思い、割と冷めた目で見つめていた北京オリンピックの開会式。そのときは、これほど日本選手がドラマを展開するとは思っていませんでした。格上相手のどんでん返し、挫折からの復活劇などをまっすぐ見せられると、つい胸がときめいてしまいます。様々なことを乗り越えて結果を出していくスポーツ選手を見ていると、敬意とともに羨ましさも感じます。そんな中、見ていて誇らしく感じるのが柔道。それは日本選手の活躍はもちろん、日本独自の武道、文化がここまで世界に広がっているということへの誇らしさ。続々と登場する選手たちは、国籍も様々。違う文化を背景に持つ彼らが、日本式に闘いが始まる前に一礼、終わったらまた一礼。畳に上がる前にも一礼、去る際にまた一礼。日本の文化が敬意をもって世界で受け入れられていることを実感します。

最新ニュース コラム
注目記事
『アクロス・ザ・ユニバース』 -(C) 2007 Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.
『アクロス・ザ・ユニバース』 -(C) 2007 Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.
  • 『アクロス・ザ・ユニバース』 -(C) 2007 Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.
  • 『アクロス・ザ・ユニバース』 -(C) 2007 Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.
  • 『アクロス・ザ・ユニバース』 -(C) 2007 Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.
人海戦術の凄さに圧倒されつつも、良くも悪くも中国らしささく裂だなと思い、割と冷めた目で見つめていた北京オリンピックの開会式。そのときは、これほど日本選手がドラマを展開するとは思っていませんでした。格上相手のどんでん返し、挫折からの復活劇などをまっすぐ見せられると、つい胸がときめいてしまいます。様々なことを乗り越えて結果を出していくスポーツ選手を見ていると、敬意とともに羨ましさも感じます。そんな中、見ていて誇らしく感じるのが柔道。それは日本選手の活躍はもちろん、日本独自の武道、文化がここまで世界に広がっているということへの誇らしさ。続々と登場する選手たちは、国籍も様々。違う文化を背景に持つ彼らが、日本式に闘いが始まる前に一礼、終わったらまた一礼。畳に上がる前にも一礼、去る際にまた一礼。日本の文化が敬意をもって世界で受け入れられていることを実感します。

もしかすると、この映画を観たときにイギリス人も似たような誇らしさを感じるのかもしれません。『アクロス・ザ・ユニバース』は1960年代のイギリスとアメリカを舞台にした青春ミュージカルですが、登場する33曲全て、イギリスが生んだスーパースター、ビートルズの名曲ばかりという作品。クイーン、アバ、そしてユーミン、竹内まりやなど、特定のグループやアーティストの作品だけで構成するミュージカルが国内外で制作されていますから、ビートルズものもあって当然というわけです。主人公の名前は、ジュードとルーシー。そのほかの登場人物も、思わずニヤリとしたくなる名前を持っていたりして、とにかくビートルズの世界にどっぷり浸れる作品なのです。

マニアは、当然ながら必見ですが、そうでないという人も楽しめること必至。彼らの歌は言うまでもなく美しく、普遍的。ジャンルを超えて、もはやクラシックのように人々の心に定着しています。好きだけれど詳しくないという人もいると思いますが、この作品を通して、それぞれの曲の意味、その魅力、誕生の背景などを少し深く理解できるかもしれません。

監督は、舞台(「ライオンキング」、「魔笛」)、映画(『フリーダ』『タイタス』)で活躍するジュリー・テイモア。観客を別世界へと誘う、型破りな演出で知られる才媛ですから、マニアならずとも、ビートルズ・ワールドへ“トリップ”できることは間違いなし。ビートルズへのオマージュか、ジュリーとのフレンドシップか、はたまたその両方なのか、カメオ出演者も豪華。チカラの入った変装を見せる大物アーティストがいたりするので、お見逃がしのないように!

《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top