佐藤浩市主演『誰も守ってくれない』 モントリオール映画祭にて数多くの絶賛の声

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モントリオール映画祭にて『誰も守ってくれない』上映 君塚良一監督(左)と臼井裕詩プロデューサー
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一世を風靡した「踊る大捜査線」シリーズの製作チームが、過熱するマスコミ報道と容疑者家族の保護をテーマに描いた、ヒューマンドラマ『誰も守ってくれない』。来年正月に公開される本作が、8月21日から9月1日(現地時間)までカナダ・モントリオールで開催されていた第32回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に出品。8月31日、メイン会場の一つであるシネマ・インペリアルにて上映され、拍手喝采を浴びた。

奇しくもヴェネチア国際映画祭にも出品中の宮崎駿作品『崖の上のポニョ』と時を同じくしての上映となったものの、数多くの現地ジャーナリストが集まり、819席ほぼ満席と、注目度の高さをうかがわせた本作。プロデューサーと一緒に現地入りした君塚良一監督は伝統格式ある会場で上映前の舞台挨拶を行い、「少年犯罪や家族の崩壊、ネットやマスコミの暴走など、いまの日本という国が抱えている問題を描いています。一つの事件が起きたとき、その裏で何が起きているかということを10年にわたって取材し、この映画を作りました。最後まで堪能してほしい」と作品について熱くアピールした。エンドロールでは、会場を埋め尽くす観客から盛大な拍手がわき起こり、監督は次々と声をかける観客に笑顔で応じていた。

本作は、佐藤浩市と志田未来扮する、ひとりの刑事と殺人犯の妹になってしまった少女の姿を通して、犯罪者の家族に対する容赦ないマスコミやネットでの糾弾という、日本社会の抱える問題を浮き彫りにした作品。観客たちはこの状況に驚き「いまの日本社会の知らない部分を知り、衝撃を受けた」という反応を示す一方で、刑事が必死に少女を守るというストーリーに「Magnifique(素晴らしい)!」、「Emu(感動した)!」と絶賛する声も相次いだ。上映後には、映画祭会場内のオープンスペースで記者会見が行われ、引き続き君塚監督が登場したが、本作品への関心の高さから、通常は20分程度の会見が、1時間にも及ぶ異例の質疑応答となった。

公開に先駆けて、現地ジャーナリストや批評家の絶賛を浴びた『誰も守ってくれない』。日本での公開は、2009年1月24日(土)全国東宝系にて。
《text:cinemacafe.net》

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