映画の影響で猫を飼い始めた上野樹里「猫ってすごく正直で、人間に近いのかも」

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『グーグーだって猫である』 上野樹里
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ドラマでの活躍はもちろん、今年は主演映画『奈緒子』、そして『グーグーだって猫である』の2本の出演映画が公開という上野樹里。少女漫画界の巨匠・大島弓子が愛猫との暮らしを綴った自伝的エッセイ漫画「グーグーだって猫である」の映画化では、天才漫画家・麻子先生のアシスタント、ナオミを演じている。

「『ジョゼ』とは全然違う上野樹里を撮ってもらえた」

犬童一心監督とは『ジョゼと虎と魚たち』('03)に続いてのタッグとなるが、今回はどんな思いで臨んだのだろうか。
「前回の『ジョゼ〜』で演じた役は、大人しくていい子そうなのに毒のある女子大生でした。一方、ナオミという役は面白くて、エネルギッシュで、ちょっと切なくて…全然違う一面を撮ってもらえたことがすごく嬉しかったんです。原作には出てこないけれど、麻子先生がどんな人なのかを観ている人に分かりやすく伝える重要な役、そこにもやり甲斐を感じました」。監督は自分自身が大島弓子さんに抱く憧れのような気持ちをナオミに投影して脚本を書いたそうで、そんな監督の気持ちを撮影後に知り、こんな大役を任せられたということに嬉しさを感じたと語る。

続いて初共演となる小泉今日子や加瀬亮についての印象について。
「映画って事前の役作りも大切だけれど、撮影現場で感じることも大きいと思うんですよね。だから共演者がどんな人なのか知るためにも、早く現場に入りたくて仕方なかった。小泉さんは、ものすごく人気のあるアイドルだったということもあって、私の周りはものすごく緊張していたんですね。だけど私はその時代を知らなくて…でも、知らないままで良かったと思うんです。知ってしまったら私も緊張していただろうから。加瀬さんは、この人はどんな景色を見ているんだろう、どんなことを考えているんだろう…と、興味を持てる人。今回の現場は女性が多かったんですが、その中にいても違和感がないというか、お兄ちゃんみたいな存在でした」。

仲が良すぎて“森四中”と呼ばれるほどに…

ほか、本作が最後の出演作となる、ミュージシャンの林直次郎(平川地一丁目)やマーティ・フリードマン(元MEGADETH)といった、役者が本業ではない人たちの出演もこの映画ならでは。ナオミと同じく麻子先生のアシスタントを演じた森三中との掛け合いも絶妙で、“森四中”というあだ名が付くほど仲が良かったのだとか。
「何をするにもどこに行くにも一緒だったので、“森四中”って呼ばれていました(笑)。撮影しては食べるの繰り返しで、4人ともこの撮影の間にけっこう体重が増えちゃったんです…」。そう語るように、吉祥寺名物の肉屋佐藤のメンチカツが登場するほか、ハーモニカ横町、井の頭公園など“街”自体も見どころとなっている。
「私も吉祥寺は大好きです。何と言っても井の頭公園が吉祥寺で暮らす人たちの生活の一部になっていることが素敵だし、公園で過ごすときの人と人の距離感が心地いい。街のパワーも感じました。それは映画の中でもよく描かれていて──麻子先生を元気付けるために街のみんなが一致団結するシーンがあるんですけど、そういう温かさのある街なんですよね」。撮影で使った“pepacafe FOREST”というカフェが特にお気に入りで、「今度、プライベートでゆっくり過ごしたい場所」だと話してくれた。

映画を機に感じるようになった“猫と暮らす幸せ”

麻子先生と猫のグーグーとの暮らしを、ときに可笑しく、ときに切なく、そして丁寧に綴った本作。だが、動物相手の撮影は想像以上に時間を要することもしばしば。「グーグーが寝ているナオミの頬をなめる1カットに4時間以上かかったこともありました」という苦労もあったそうだが、キャスト&スタッフをまとめてくれたのもまた猫の存在だったという。最後に、この映画を機に猫を飼ったという上野樹里に“猫と暮らす幸せ”を聞いてみた。
「私が飼っているのはラグドールという種類の猫で、とても人なつこい猫なんですけど、目薬をさそうとして抱き上げたら両手で私のほっぺをパシーンって叩いたことがあって…そのときはショックでしたね。前から飼っているチワワとも仲良し。でも、チワワの方が小さいからしょっちゅうからかわれています(笑)。猫の良さですか? すごく正直で、意外と人間に近いのかもって思うんですよね」。

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