【ヴェネチアレポート09】あの三巨匠だけじゃない! 世界で活躍する日本人俳優たち

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『INJU』のキャストたち(左から)源利華、ブノワ・マジメル、石橋凌 photo:Ayako Ishizu
  • 『INJU』のキャストたち(左から)源利華、ブノワ・マジメル、石橋凌 photo:Ayako Ishizu
『アキレスと亀』、『崖の上のポニョ』、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』と日本映画の話題作が続くヴェネチア。しかし日本人の活躍は、邦画だけに留まらない。

コンペ作品の中の1本、バーベット・シュローダー監督、ブノワ・マジメル主演のフランス映画『INJU』(原題)のヒロインを演じたのは、パリ在住の日本人、源利華(みなもと・りか)。石橋凌が物語のキーパーソンの一人を演じている。

『INJU』の原作は江戸川乱歩の小説「陰獣」。京都を訪れたフランス人作家と芸者、そして彼女のパトロンである実業家(石橋凌)をめぐるミステリーとなっている。芸者役を熱演した源利華は、女優を目指して5年前に渡仏、モデルをしながら演技の勉強を積み、今回、オーディションでこの大役を勝ち取った。実は宮沢りえや寺島しのぶなど、日本の人気女優を推す声もあったが、源に惚れ込んだシュローダーが周囲を説得したという。「監督のことを信じて、待っていました」という源は、SMなどエロティックなシーンにも果敢に挑み、堂々たる存在感を示している。「監督を心から信頼していたので、裸になるのも抵抗はありませんでした。ブノワとも会った瞬間から、気持ちが通じ合えた」と笑顔を見せた。

海外作品にも積極的に出演している石橋凌は「フランス映画は初めて。バーべは、人間の心理を深く掘り下げる監督で素晴らしい。ブノワも『ピアニスト』ですごい俳優だと思っていたので、共演できてよかった。源さんもとても女優根性がある」と共演者を称え、「ヴェネチアはとてもいい映画祭。次はぜひ日本映画でやって来たいですね」と早くも次の抱負を語っていた。

(text/photo:Ayako Ishizu)
《text:cinemacafe.net》

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