【ヴェネチアレポート12】ヴェネチアを制したのは、やっぱりミッキー・ローク!

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審査委員長のヴィム・ヴェンダース監督(左)とミッキー・ローク photo:Ayako ishizu
  • 審査委員長のヴィム・ヴェンダース監督(左)とミッキー・ローク photo:Ayako ishizu
6日夜、ヴェネチア国際映画祭はダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演のアメリカ映画『ザ・レスラー (原題)』をグランプリである金獅子賞に選んだ。

審査委員長のヴィム・ヴェンダースは発表時、タイトルを読み上げるより先に「この金獅子賞は、素晴らしい俳優の、胸が張り裂けんばかりの演技の賜物です」と語り、会場の視線は一斉にミッキーに投げかけられ、大喝采が巻き起こった。ヴェンダースはやや興奮気味に「ミッキー、壇上に来てくれ!」と叫び、ミッキー・ロークに最大級の賛辞を捧げつつ、肝心のタイトルと監督名を言い忘れそうになる一幕も。

ミッキーは「ダーレンには映画への強い愛がある。低予算でも妥協をせず、素晴らしい映画を作り上げた」と感謝を捧げた。

実は、これより先に発表された男優賞の最右翼だったミッキー・ロークだが、男優賞はやはり評価の高かった、イタリア映画『ジョヴァンナのパパ』(原題)のシルヴィオ・オルマンドに贈られた。ヴェネチア国際映画祭では、金獅子賞、銀獅子賞(監督賞)、男優賞、女優賞の主要4部門はそれぞれ別の作品に贈らねばならない規則がある。そのためヴェンダースら審査員団はミッキーへの敬意を込めて、『ザ・レスラー』を最高賞に選んだ。

下馬評が非常に高かった『崖の上のポニョ』など日本の3作品は、残念ながら主要賞受賞はならなかった。

主な受賞結果(全て原題)

金獅子賞:『ザ・レスラー』(アメリカ)
(監督:ダーレン・アロノフスキー)

銀獅子賞:『ペーパー・ソルジャー』(ロシア)
(監督:アレクセイ・ジャーマン・ジュニア)

男優賞:シルヴィオ・オルランド(『ジョヴァンナのパパ』/イタリア)

女優賞:ドミニク・ブラン(『別の人』/フランス)

(text/photo:Ayako Ishizu)
《text:cinemacafe.net》

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