24時間後の死を前に山田孝之は泥酔? 松田翔太は「愛のある場所でポックリ」

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『イキガミ』完成記者会見。右から原作者の間瀬元朗、瀧本智行監督、成海璃子、松田翔太、山田孝之、金井勇太、佐野和真。
  • 『イキガミ』完成記者会見。右から原作者の間瀬元朗、瀧本智行監督、成海璃子、松田翔太、山田孝之、金井勇太、佐野和真。
  • “イキガミ”配達人・藤本賢吾を演じた松田翔太。
  • イキガミを受け取り、自らの角膜で盲目の妹を救おうとする飯塚さとしを演じた山田孝之。
「国家繁栄維持法」が施行された世界。1,000人に1人の割合で18歳から24歳までの若者たちの元に“逝紙(イキガミ)”と呼ばれる死亡予告証が届けられ、それを受け取った者は24時間後に死を迎える。公務員としてイキガミを配達する男、イキガミを受け取り、24時間しか生きられない者たちとその周囲の人々のドラマを描いた『イキガミ』が9月27日(土)より公開される。9月8日(月)に本作の完成会見が行われ、主演の松田翔太、成海璃子、山田孝之、金井勇太、佐野和真、瀧川智行監督、原作漫画を手がける間瀬元朗が出席した。

イキガミを配達する公務員・藤本賢吾を演じた松田さんは「藤本は感情をむき出しにするでもなく、突出したものを持ってるわけででもない。“普通らしく”しないといけないというのが難しかったです。『藤本らしさって何なのか?』と考えていたら、世間の価値観と自分の中のモラルや価値観にズレを感じてるという部分。社会的には正しいけど自分の中で『違う!』と思っていたり、逆に自分の正直な気持ちのせいで周囲と摩擦が起きたり…。こうした状況の中での彼の心情が、撮影が進む中で徐々に分かってきました」とふり返った。さらに「長野ロケで山田くんと夜、居酒屋で飲んでるうちに藤本のキャラクターがつかめてきました」とも。

孤児院で育った盲目の少女・さくら役の成海さんは役作りについて「実際に盲学校を見学させていただき、日常的な動きを学びました」と明かした。監督の求めるリアリティに対し「そのときのうそのないそのままの感情で表現できたと思います」と充実した表情で語った。

ミュージシャンとしてメジャーデビューを果たした矢先にイキガミを受け取る翼に扮した金井さん。「『フィルハーモユニーク』さんの『みちしるべ』という曲をお借りして翼を演じさせていただきました。昔から歌で何かを伝えるのが苦手な人間なんですが、この役を演じて『生きるって何?』といった自問自答を繰り返すうちに、歌詞が自然に溶け込んできて、正直な芝居が出来ました」とふり返った。

引きこもりの少年・直樹役の佐野さんは「引きこもりの役なんて初めてで、最初はどうしていいか全く分からなかったです。監督に『空気が違う』と言われて、日常から引きこもりの生活をして自分を追い詰めていきました。完成作を観たときは感動して泣けました」と語った。

さくらの兄・さとしに扮した山田さんは「台本を読んで素直に感じた通りに演じました。法という大きな力は、守ってくれるものであると同時に窮屈なものでもあるという怖さが見えてきて面白いな、と思います。さとしに関しては、生活のために悪事に手を染めていくことに罪悪感を感じていないところにリアリティを感じました」と説明してくれた。

「もしイキガミが届いたら?」という質問に監督は「ベロベロになるまで飲んで寝ます」と答えたが、すかさず山田さんが「それは僕の答えですよ!」と横槍。山田さん曰く「届いたイキガミを食べてしまい、酒を飲んで酔いつぶれて、急性アルコール中毒で死んだと思われるようにしたい」とのこと。監督は、「一緒に飲みに行っても山田くんと松田くんはどんなに飲んでもつぶれない」と言うのだが…。ちなみに松田さんは「残り24時間でやりたいことをやるのは無理。それなら、リラックスできる、“愛”を感じる場所に行って、そこでポックリ逝きたい」と答えた。

原作漫画「イキガミ」の作者・間瀬さんは「映像化の話は2年ほど前からありましたが、初めて監督にお会いしたときから、何となく『大丈夫だな』と感じていました」と語り、完成した作品についても「非常にストイックな演出をしてくださいました。飽きさせず、あっという間でした」と太鼓判を押した。

「何より最初に自分が原作を読んで感じた“リアリティ”を大切にして完成させた」と瀧本監督が語る『イキガミ』は9月27日(土)より全国東宝系にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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