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実は物静か(?)なチュートリアル・徳井が加藤ローサと共演『天国はまだ遠く』

『デトロイト・メタル・シティ』の加藤ローサと人気お笑いコンビ、チュートリアルの徳井義実という異色コンビによる切なくも温かい大人の恋愛ファンタジー、『天国はまだ遠く』。人気作家、瀬尾まいこの同名小説を原作にした本作が11月8日(土)より公開される。これに先駆けて、10月27日(月)試写会が行われ、上映後の舞台挨拶に加藤さん、徳井さん、そして、長澤雅彦監督が登壇した。

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『天国はまだ遠く』舞台挨拶にて加藤ローサ、徳井義実(チュートリアル)
『天国はまだ遠く』舞台挨拶にて加藤ローサ、徳井義実(チュートリアル)
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  • 『天国はまだ遠く』舞台挨拶にて加藤ローサ
  • 『天国はまだ遠く』舞台挨拶にて徳井義実(チュートリアル)
『デトロイト・メタル・シティ』の加藤ローサと人気お笑いコンビ、チュートリアルの徳井義実という異色コンビによる切なくも温かい大人の恋愛ファンタジー、『天国はまだ遠く』。人気作家、瀬尾まいこの同名小説を原作にした本作が11月8日(土)より公開される。これに先駆けて、10月27日(月)試写会が行われ、上映後の舞台挨拶に加藤さん、徳井さん、そして、長澤雅彦監督が登壇した。

仕事も恋もうまくいかず、ひとりでがんばることに疲れてしまったヒロイン、千鶴を演じた加藤さんは、キャラクターについて、「すごく力が抜けていて、適当にワガママなところが自分に似ています。千鶴は自殺願望があったりして、最初は特別な子なんだ、と思っていたんですが、この映画のテーマでもある“死はそんなに遠くない。身近にあるんだ”ということを知ってからは、逆に千鶴のことを理解できるようになりました」と説明した。また、徳井さんとの共演について聞かれると…「すごく困る質問です」と苦笑い。というのも、「俺と絡んでるときに変なこと言うと、迷惑こうむるで(笑)」という徳井さんの言葉があったから。それでも「すごく不思議な距離感でした。どちらも心を閉ざしているわけではなくて、むしろオープンにしていたんですが、歩み寄ることもなく、かといって避けるわけでもなく…。ふたりとも、すごく撮影に集中していた感じです」と、徳井さんの意外な(?)人柄について語った。

その加藤さんの徳井評を受けて、当の本人はと言うと、「本当に最初からお互いに話しかけないし、たまに話しても、そんなに盛り上がらない。最初は嫌われているのかと思ったんですが、そうじゃなくて、お互いに気を使わないでいられるのかな、実は似てるのかな、と…」と、真面目な答え。MCが「波長が合うということですか?」と助け船を出せば、「いま、良いこと言いましたね!」と、ようやく、その場に慣れてきた様子。

そうなのだ。登壇当初は、慣れない舞台挨拶に戸惑っているようだった徳井さん。「変態でエロの徳井です」と挨拶しつつも、映画の雰囲気を壊さないように気を付けたのか、初の映画出演についても「真剣だけど、柔らかい現場でした。最初はいじめられるかと思ったんです。『芸人ごときが!』的な感じで。おにぎりにクギが入ってるとか(笑)。でも、みなさんすごく優しくて、やりやすい現場でした」と、笑いは少々控えめ。それでも撮影当時について、「鯛の丸焼きを近所の漁師さんがくださったんです。やっぱり“スターが来た!”って言ってね」と徐々に調子が上がってきたようだったが、すでに舞台挨拶の終わりは近かった…。

「元気になれる映画なので、身近に元気がない人がいれば薦めてください」(加藤さん)、「いろんな人に観てもらいたいと思います。いま僕は33歳で、死ぬことをすごく考えるようになりました。もちろん死にたいのではなく、自分もいつか死ぬんだな、とはっきり見えてきて…大人になったってことですかね(笑)? そういう意味で、自分と同世代の人たちに特に観てほしいです」(徳井さん)、「大きな事件が起こるわけではないのですが、いろんなことを発見できるように作りました。ぜひいろんな人に薦めてください」(監督)と、それぞれが語る『天国はまだ遠く』は11月8日(土)よりシネセゾン渋谷ほかにて公開。
《シネマカフェ編集部》

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