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スカッとするブラック・コメディで古田新太がヒーローに? 『小森生活向上クラブ』

歩きタバコの煙、電車内でヘッドフォンから漏れてくる雑音、やる気のない会社の同僚…ストレスの種がそこら中にばらまかれている現代社会。誰もが1日に1度は「ムカッ」とする場面に遭遇しているのではないだろうか。そんな世知辛い世の中にぴったりのストレス解消映画が『小森生活向上クラブ』だ。

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『小森生活向上クラブ』 -(C) 2008「小森生活向上クラブ」製作委員会
『小森生活向上クラブ』 -(C) 2008「小森生活向上クラブ」製作委員会
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歩きタバコの煙、電車内でヘッドフォンから漏れてくる雑音、やる気のない会社の同僚…ストレスの種がそこら中にばらまかれている現代社会。誰もが1日に1度は「ムカッ」とする場面に遭遇しているのではないだろうか。そんな世知辛い世の中にぴったりのストレス解消映画が『小森生活向上クラブ』だ。

主人公は小市民サラリーマンの小森課長・42歳。家庭でも職場でもうだつが上がらない彼は、ある日通勤電車で痴漢の冤罪をなすりつける女と出会い正義のスイッチがオン! というのはありそうな話なのだが、この小森課長は何とその女をホームに突き落としてしまう! そして、人を殺したことで正義に目覚め、そんな自分に心酔する部下と共に「小森正義クラブ(通称:KSC)」を結成し、不幸を撒き散らしている連中に制裁を加えていく──なんとも無茶苦茶だけれど、なぜかスカッとするブラック・コメディなのである。

アンチ・ヒーロー小森課長を演じるのは、実力と個性を兼ね備えた役者・古田新太。「木更津キャッツアイ」シリーズのオジー役をはじめ、現在放映中のTVドラマ「夢をかなえるゾウ」のガネーシャ役など、インパクトあるキャラクターを見事に演じる才人が、今回はどこにでもいる中年男が徐々に正義に目覚めていく姿を怪演、新しい魅力を披露している(ちなみに映画初主演)。

というわけで、日々の不満解消方法が見つからず悶々としている人、必見! 自分は一体何に苛立っていたのか分からなくなるほどシュールでファンタジックな世界が待っているはず…。

《text:Rie Shintani》

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