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長瀬の死ぬ前の密かな望みとは? 30歳迎え「加齢臭をフェロモンに変えてがんばる」

ボブ・ディランによる名曲「天国への扉」から生まれ、1997年にドイツで大ヒットを記録した『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』。本作を原案とし、舞台を日本に変えて製作された『ヘブンズ・ドア』が2009年2月7日(土)に公開を迎える。11月11日(火)に本作の完成披露試写会が行われ、主演の長瀬智也(TOKIO)に福田麻由子、マイケル・アリアス監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。

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『ヘブンズ・ドア』完成披露試写会で舞台挨拶に立った福田麻由子。
『ヘブンズ・ドア』完成披露試写会で舞台挨拶に立った福田麻由子。
  • 『ヘブンズ・ドア』完成披露試写会で舞台挨拶に立った福田麻由子。
  • 『ヘブンズ・ドア』完成披露試写会で舞台挨拶に立ったマイケル・アリアス監督。
  • 『ヘブンズ・ドア』完成披露試写会で舞台挨拶に立った福田麻由子。
ボブ・ディランによる名曲「天国への扉」から生まれ、1997年にドイツで大ヒットを記録した『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』。本作を原案とし、舞台を日本に変えて製作された『ヘブンズ・ドア』が2009年2月7日(土)に公開を迎える。11月11日(火)に本作の完成披露試写会が行われ、主演の長瀬智也(TOKIO)に福田麻由子、マイケル・アリアス監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。

大観衆を前に「ちょっとアガってます…」と言うアリアス監督に、長瀬さんは「マイク、大丈夫? 吐かないでね(笑)」と先制パンチ。20代最後の映画出演作となった本作を長瀬さんは「僕にとって集大成と言える作品」と語り、「マイクは人間味をすごく大切にする監督なんですが、こうした部分を僕もすごく大事だと思っているんです。セリフだけでは伝えることが出来ない、人間からにじみ出してくるものを探し出すのがすごく難しかったです。心の中でこうした“人間味”を変換し、空気として表現するという作業をする中で、確実にレベルアップ出来たという確信があります」と充実した表情を見せた。

福田さんは役作りについて「私が演じた春海は常に死と隣り合わせの状況にいます。これを頭で考えると表面的なお芝居になってしまうので、春海としてその場で感じたものを出そうと思いました」と語った。長瀬さんとの共演について尋ねられると「長瀬さんは、いつでも私を春海として向き合ってくれて、すごく嬉しかったです。学校のテスト前で、撮影現場でも勉強していましたが、監督には英語を教えてもらい、長瀬さんには英単語のテストをしてもらったりしました」と撮影中の思い出を明かしてくれた。

監督は本作について「オリジナルの『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』はすでに完成された作品。最初は、なぜまた新しい作品を作るんだろう? という気持ちでした。そこで、余命わずかの2人の物語を、一生懸命生きようとする2人の話にしようと思ったんです。また、オリジナルでは対等な関係の男2人が主人公でしたが、あえて噛み合わなそうな2人にしたいと考え、28、9の男性と10代前半の女の子という、全く共通点のなさそうな組み合わせを選んだんです。男女の関係や年齢を超越した絶対的な絆が描けるんじゃないかと思いました」と説明した。

3人にそれぞれ「もし余命3日と宣告されたら何をするか?」と尋ねると、福田さんは「親友の家に行ってゴロゴロして過ごしますね。友達と遊ぶとき、私はいつもベッドの上でゴロゴロしてるんです」とのこと。一方、長瀬さんは「これまで行ったことがない、渋谷の109に行って買い物をしまくりたいですね。それから実家に向かい、『ただいま!』の『ま』で逝くのが理想です」と語ったが、この答えに監督から異議あり! 舞台挨拶冒頭のお返しとばかり監督は「以前、長瀬さんに同じことを聞いたら『渋谷のスクランブル交差点を全裸で走り抜けたい』って言ってましたよね?」と、長瀬さんの密かな願望を観衆に暴露。長瀬さんは慌てて「それを言う雰囲気じゃないでしょう!」と抗議するも後の祭り、2人のやり取りに会場は爆笑に包まれた。ちなみに監督の望みは「月に行きたい」のだとか。

さらに、この日の舞台挨拶にはスペシャルゲストとして、『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』のプロデューサーを務めたトム・ツィックラーが登場。ツィックラー氏は『ヘブンズ・ドア』について「最初は観るのが怖かったのですが、息子にせがまれて一緒に観たら素晴らしかったです。息子も『パパ、この映画を誇りに思っていいよ』と言ってくれました」と太鼓判を押した。

最後に、先日30歳の誕生日を迎えた長瀬さんを会場全体で祝福。長瀬さんは「“ありがとう”という5文字で済ませるつもりはありませんので、これからみなさんに恩返ししていきます。加齢臭をフェロモンに変えてがんばります!」と笑顔で締めくくった。

『ヘブンズ・ドア』は2009年2月7日(土)よりシネマライズ、シネカノン有楽町、新宿ジョイシネマ、池袋HUMAXシネマほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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