映画音楽の巨匠モーリス・ジャール来日! 『アラビアのロレンス』の作曲秘話も

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大阪ヨーロッパ映画祭名誉委員長を務めるモーリス・ジャール。
  • 大阪ヨーロッパ映画祭名誉委員長を務めるモーリス・ジャール。
ヨーロッパ映画の普及を目指し、関西発の映画祭として厳選された作品を広く紹介し、親しまれてきた「大阪ヨーロッパ映画祭」が今年で15回目を迎え、12月5日(土)までの日程で開催されている。今年の本映画祭で名誉委員長を務めるのが名作『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』『インドへの道』と計3度のアカデミー賞作曲賞を受賞したモーリス・ジャール。『アラビアのロレンス』は完全版ニュープリントバージョンとして来月より劇場公開されるが、これに先立ちジャール氏が来日を果たし、11月12日(水)に記者会見が開かれた。

ジャール氏はまず、40年ぶりに復活する『アラビアのロレンス』について「この映画は女性が一人も出てこないし、アクションもカーレースもなくエキサイトしない映画ですが素晴らしい名作です。いまの若者たちも40年前の観客と同じように楽しめると思います」と笑顔で語った。

さらに、ジャール氏は当時を思い返し、「プロデューサーにロンドンに呼び出されて、編集前の40時間くらいあるラフカットの映像をまるまる1週間かけて観ました。それから、本編を4時間くらいにするから6週間で音楽をつけてほしいと頼まれたんです。5時間働いて20分寝るというのを6週間ひたすら繰り返して完成させました」と並々ならぬ苦労を語った。

「あなたの作る音楽はロマンティックですが、その秘密は?」という問いに「I am romantic! ほかに何を言えとおっしゃるんですか?」と語る一幕も。また、大阪ヨーロッパ映画祭ではジャール氏を追ったドキュメンタリー『モーリス・ジャールの軌跡』が上映されるが、これについては「いい歳になったのでこうしたお話が来ました。ゴシップ的な部分を一切問わずに、仕事に対する質問がプロフェッショナルで素晴らしかったです。デヴィッド・リーン監督やアルフレッド・ヒッチコック監督の話をしましたが、今回プレミア上映していただけることにお礼を申し上げたいです」と満面の笑みで語った。

『アラビアのロレンス』完全版ニュープリントバージョンは11月21日(金)に大阪ヨーロッパ映画祭で上映されるほか、12月下旬より新宿テアトルタイムズスクエアにて公開。

<第15回大阪ヨーロッパ映画祭>
期間:11月1日(土)〜12月5日(金)
※最新映画初上映:11月21日(金)〜24日(月・振休)
場所:リサイタルホールほか大阪市内各所
公式サイト:http://www.oeff.jp/

<ヨーロッパ最新映画初上映10作品>
期間:11月22日(土)〜11月24日(月・祝)
場所:リサイタルホール(大阪・中之島)
チケット料金:
前売券(指定席)/1,300円(1回券)
当日券(自由席)/1,500円(1回券)、3,500円(3回券)
※前売券はローソンチケット、チケットぴあ、イープラスにて発売中。
《text:cinemacafe.net》

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