※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

水嶋ヒロ「普通の男の子として生きていきたい!」 バンド解散で涙(?)の挨拶

60年代後半の日本を熱狂させたGS(グループ・サウンズ)ブームの中で、日劇のステージを目指し、音楽に青春を賭けた4人の若者がいた。白タイツにマッシュルームカットという王子様ルックの彼らの名は「ザ・タイツメン」。彼らの奮闘をポップに描いた『GSワンダーランド』が、11月15日(土)に公開初日を迎え、初回上映後の舞台挨拶に本田隆一監督はじめ、「ザ・タイツメン」の栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介が登壇した。

最新ニュース レポート
注目記事
『GSワンダーランド』初日舞台挨拶(左から)浅利陽介、石田卓也、栗山千明、水嶋ヒロ、本田隆一監督
『GSワンダーランド』初日舞台挨拶(左から)浅利陽介、石田卓也、栗山千明、水嶋ヒロ、本田隆一監督
  • 『GSワンダーランド』初日舞台挨拶(左から)浅利陽介、石田卓也、栗山千明、水嶋ヒロ、本田隆一監督
  • 「ザ・タイツメン」キーボード・ミク役の栗山さんとドラム・シュン役の水嶋さん
  • お揃いの蝶ネクタイで仲良く登場の浅利さんと石田さん
60年代後半の日本を熱狂させたGS(グループ・サウンズ)ブームの中で、日劇のステージを目指し、音楽に青春を賭けた4人の若者がいた。白タイツにマッシュルームカットという王子様ルックの彼らの名は「ザ・タイツメン」。彼らの奮闘をポップに描いた『GSワンダーランド』が、11月15日(土)に公開初日を迎え、初回上映後の舞台挨拶に本田隆一監督はじめ、「ザ・タイツメン」の栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介が登壇した。

登場から和気あいあいとしたムードを醸し出していた4人。紅一点の栗山さんは「ずっと憧れていたバンドを経験できて本当に楽しかったです。みんなとパートを変えて遊んだりして、本物のミュージシャンもこんな感じなのかなと思って楽しみました」と笑顔で撮影をふり返った。「ザ・タイツメン」ではキーボードのミック役として男装に挑んだが「普段、自分のことを男らしいと思ってましたが、いざやってみると歩き方や喋り方など意識しないと出来なくて、意外と大変でした」と男役の苦労を明かした。リーダー格のシュン役の水嶋さんは、メンバーとの仲の良さを指摘され「いまだに連絡も取り合って一緒に温泉に行こうとも話してたんです。ただ、僕がいま“いろんな”ことがあって…断らざるを得ない状況なんですけど、僕はみんなのことを心から愛しています」と自らうわさの話題を持ち出し、笑いを誘った。作品については「監督のGSへの愛をひしひしと感じながらこの作品を作ったので、“愛に包まれた作品”ということで僕の挨拶とさせていただきます」と冗談交じりにアピールした。

「ザ・タイツメン」としてCDデビュー(「海岸線のホテル」/発売中)も果たした4人だが、実はメンバーの誰一人としてこの事実を知らなかったのだとか…。おまけに、公開初日の本日をもってグループ解散ということで、客席からは解散を惜しむ声も。水嶋さんは「僕らタイツメンはこの日をもって解散しますが、みんなの心の中にはずっといます。明日から普通の男の子として生きていきたいと思います!」とアイドルさながらの挨拶で、観客を沸かせた。

ボーカル・マサオ役の石田さんは、本作では貴重な歌声を披露しているが、「なかなか出来ないことなので貴重な体験でした。ミュージシャンってこんな気分なのかと気持ちよかったです」と初のバンド経験をふり返った。しかし、バンド解散については「撮影の数か月前から練習をしてきたので寂しさもありますが、(白タイツを履かなくて済むため)若干の嬉しさもあります」と本音をポロリ。一方、ベース・ケンタ役の浅利さんは「僕は、ほとんど『シャララン』しか歌ってないですけど(笑)、この映画を通してCDデビューできて嬉しかったです。出来れば、みんなと一緒にミュージック・ステーションに出たかったです」とバンドへの未練を口にした。そして、舞台挨拶のためにおろしたというGS風のスーツで登場した本田監督は、「みんなは白タイツを履いて笑ってましたが、僕は内心でいいな〜と思ってました。自分もいつか履きたい(笑)」とGSへの永遠の憧れを語り、観客を沸かせた。

『GSワンダーランド』は渋谷シネマGAGA!、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top