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映画にまつわるネタが満載! 『トロピック・サンダー』で映画愛あふれる笑いを堪能

演技派への転向に失敗した落ち目のアクションスター、下ネタ専門のコメディ俳優、アカデミー賞を5度も受賞している実力派アクター。三者三様の役者たちが、ベトナム戦争の英雄が著した回顧録の映画化作品『トロピック・サンダー』に出演。しかし、彼らのワガママなどがたたってクランクイン5日目にして製作費予算オーバー。映画を完成させたい監督は本物のジャングルで撮影を続行しようとするが、そこは超危険地帯の戦場だった…。

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『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』 -(C) 2008 DreamWorks LLC. All Rights Reserved.
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』 -(C) 2008 DreamWorks LLC. All Rights Reserved.
  • 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』 -(C) 2008 DreamWorks LLC. All Rights Reserved.
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演技派への転向に失敗した落ち目のアクションスター、下ネタ専門のコメディ俳優、アカデミー賞を5度も受賞している実力派アクター。三者三様の役者たちが、ベトナム戦争の英雄が著した回顧録の映画化作品『トロピック・サンダー』に出演。しかし、彼らのワガママなどがたたってクランクイン5日目にして製作費予算オーバー。映画を完成させたい監督は本物のジャングルで撮影を続行しようとするが、そこは超危険地帯の戦場だった…。

アクションスター、タグ・スピードマン役にして本作の監督でもあるベン・スティラーの“映画人度”をご存知の方なら、この作品に登場する“実在の誰かさんを思わせる強烈キャラクター”や“あの映画を思わせるコミカルなシーン”を笑い飛ばせるはず。

器の役割を担う『地獄の黙示録』を一例に挙げるまでもなく、名作戦争映画からアカデミー賞受賞作、ハリウッド大作まで、映画にまつわるネタが満載。放たれる笑いは愛情深いがその分危険度が高く、豪華なゲスト出演陣も妙に嬉々としている。

強烈キャラNo.1は黒人役のために皮膚の手術まで受けてしまう実力派アクター、カーク・ラザラスを演じたロバート・ダウニーJr.。彼の冒頭登場シーンだけでもお腹いっぱいになれるが、そういえば『アイアンマン』で来日した際のダウニーJr.がこんなことを言っていた。「僕は映画が好きだ。たとえ酷い映画でもとにかく愛している」。ベン・スティラーはそれに加え、「僕は映画業界が好きだ。たとえ酷い業界でもとにかく愛している」と言っている気がする。

《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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