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足の怪我もなんの! 金城武がウエディングドレス姿の松たか子をしっかりとおんぶ!

架空の都市“帝都”を舞台に、怪人二十面相に仕立て上げられたサーカス団の青年が、自らの無実を証明するために戦う姿を描いた『K-20 怪人二十面相・伝』。11月26日(水)に本作の完成披露試写会が行われ、主演の金城武を始め、松たか子に仲村トオル、國村隼、高島礼子、本郷奏多、益岡徹に佐藤嗣麻子監督らが上映前の舞台挨拶に登壇した。

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『K-20 怪人二十面相・伝』完成披露試写会。(左から)佐藤嗣麻子監督、高島礼子、國村隼、金城武、松たか子、仲村トオル、本郷奏多、益岡徹。
『K-20 怪人二十面相・伝』完成披露試写会。(左から)佐藤嗣麻子監督、高島礼子、國村隼、金城武、松たか子、仲村トオル、本郷奏多、益岡徹。
  • 『K-20 怪人二十面相・伝』完成披露試写会。(左から)佐藤嗣麻子監督、高島礼子、國村隼、金城武、松たか子、仲村トオル、本郷奏多、益岡徹。
  • サーカス団のエース・遠藤平吉役の金城武。
  • ヒロインの葉子役の松たか子と名探偵・明智小五郎役の仲村トオル。
架空の都市“帝都”を舞台に、怪人二十面相に仕立て上げられたサーカス団の青年が、自らの無実を証明するために戦う姿を描いた『K-20 怪人二十面相・伝』。11月26日(水)に本作の完成披露試写会が行われ、主演の金城武を始め、松たか子に仲村トオル、國村隼、高島礼子、本郷奏多、益岡徹に佐藤嗣麻子監督らが上映前の舞台挨拶に登壇した。

舞台挨拶の冒頭、会場が突如として暗転し、黒ずくめの怪人二十面相がロープにつかまりながら天井から登場。壇上に着地すると同時に煙幕が立ち込め、怪人がマントを翻すとそこには金城さんの姿が。客席からは割れんばかりの拍手と歓声がわき起こった。主人公の平吉を演じた金城さんは、撮影中のエピソードを尋ねられ「撮影初日に平吉が、花嫁姿の葉子(松さん)をおんぶする場面の撮影がありまして。実は、僕は足を怪我していたので、当初は吹き替えで撮影することになっていたんです。でも、葉子の方は実際に松さんが演じると聞いて『僕、やります!』って言いました(笑)。花嫁姿が本当に素敵で、これは自分でやらねばなるまいって思いました」とふり返った。おんぶされた松さんは「今後、足に何かありましたら、私が責任を持ってケアさせていただきます!」と笑顔で語った。

平吉の相棒・源治役の國村さんは同じく撮影中の思い出として「平吉が『ほら、源治!』とあるものを源治に見せるシーンがあるんですが、その撮影が最終日だったんです。ワンテイク後に金城くんが、『もう1回やらせてください』と言うので、もう1回撮ることになったんですが、そのテイクで平吉が手に持っているものが、なぜかお風呂用のイルカのおもちゃにすり変わってたんです。『ほら、源治!』と言う平吉の手の中で『カタカタカタ…』って動いてて(笑)」と金城さんの謎の行動を明かしてくれた。金城さんに真意を問うと「これでお別れかと思うと寂しくて…何とか笑わせたいと思ってやりました」とのこと。わざわざプロデューサーの許可まで取って実行したらしいが、お茶目な金城さんのいたずらに会場は笑いに包まれた。

源治の妻・菊子に扮した高島さんは「長屋暮らしの妻・菊子という役はこれまでに演じたことのない役柄で、私にとっては大きなチャレンジでした。最初は緊張していましたが、現場の雰囲気が温かく、本当に家族のような感じで、現場に入るとそんな緊張は吹っ飛びました」と楽しい現場の様子を伝えてくれた。

明智小五郎の助手・小林少年役の本郷さんは「僕はこれまで、暗い役柄を演じることが多かったんですが(笑)、今回の役柄は前向きな明るいキャラクターで、監督からは『もっと元気出していこう!』と言われ続けてました」と苦笑気味に語った。益岡さんは、そんな本郷さんがかなり気になったようで「現場でも本郷くんは食が細いんですよ。親戚のおじさんのような気持ちになって(笑)、あれこれと余計なお世話を焼いていました。でも、今日久々に会ったら、背が伸びていますね」と本郷さんの成長に目を細めた。

仲村さんは言わずと知れた名探偵・明智小五郎に扮したが「“小さい五郎”と書いて小五郎ですが、小さくまとまり過ぎないように、そして大きくなりすぎて全体のバランスを崩さないように、ということばかりに気を配っていました」と言う。仲村さんが印象深いシーンとして挙げてくれたのは、フィアンセの葉子と一緒にケーキをキャッチするシーン。最新のCG技術がふんだんに使われている本作だが「こんなところでCGに頼るわけにはいかない、という気持ちで2人で一生懸命やりました。往年の染之助・染太郎師匠のような芸が見せられたと思います」と自信をのぞかせた。

松さんは「今回はCGが多くて、何もないところに向かって芝居をするのが大変でした。CGに惑わされることなく平常心で演じようとするのですが、バランスが難しかったです。こういう映画は本当にいろんな感覚が必要なんだということを改めて知って、勉強になりました」と充実した表情で語った。

佐藤監督は「ネタばらしだけはしないように注意してください!」と観客にたびたび呼びかけていたが、一体どんなどんでん返しが待っているのか? 『K-20 怪人二十面相・伝』は12月20日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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