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ベニチオ・デル・トロ、『チェ』2部作を携えてキューバ訪問

キューバの首都・ハバナで開催中のハバナ・ラテンアメリカ映画祭で、チェ・ゲバラの半生を描いた『チェ 28歳の革命』と『チェ 39歳 別れの手紙』が上映され、主演のベニチオ・デル・トロが同地を訪問した。

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ハバナを訪問し、満面の笑みを浮かべるベニチオ・デル・トロ -(C) Reuters/AFLO
ハバナを訪問し、満面の笑みを浮かべるベニチオ・デル・トロ -(C) Reuters/AFLO
  • ハバナを訪問し、満面の笑みを浮かべるベニチオ・デル・トロ -(C) Reuters/AFLO
キューバの首都・ハバナで開催中のハバナ・ラテンアメリカ映画祭で、チェ・ゲバラの半生を描いた『チェ 28歳の革命』と『チェ 39歳 別れの手紙』が上映され、主演のベニチオ・デル・トロが同地を訪問した。

映画はコンペティション部門外の特別上映作品扱いで、6日の上映時に舞台挨拶をしたデル・トロとロドリゴ・サントロら共演者たちは、2,500人もの観客にスタンディングオベーションで迎えられた。残念ながらスティーヴン・ソダーバーグ監督は欠席したが、ベニチオは「全てが始まったこの地に映画を持って来られた。ゴールに到着したようで感動した」と喜びを語った。

翌7日にホテル・ナシオナルで行われた記者会見でデル・トロは「この役を演じるには責任がありました。そして、映画をここ(キューバ)に持って来ることで、さらに責任の重みを感じています」と語った。対立が続くアメリカとキューバの関係についての質問には、「(両国が)話し合えば、最終的に理解し合えるだろうから」と対話すべきという意見を述べ、「この映画が互いに対する理解への助けになればと願っています」と結んだ。



© Reuters/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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