『ヘブンズ・ドア』監督登場に若き映画監督の卵たちが大興奮! 監督になるには…?

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若き映画監督の卵たちに現場の声を伝授 マイケル・アリアス監督&宇田充プロデューサー
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早稲田大学内の映画サークルにより運営され、自主制作映画が各賞を競い合う「早稲田映画まつり」。21回目を迎える今年も多くの作品が上映されるが、初日の12月15日(月)、自身初の実写映画となる『ヘブンズ・ドア』の公開を来年2月に控えるマイケル・アリアス監督と宇田充プロデューサーをゲストに迎えてトークイベントが行われた。

完成した作品について「なかなか客観的に観ることができない」と語るアリアス監督。長編映画デビュー作となった『鉄コン筋クリート』はアニメーションだったが、アニメと実写映画の製作過程における違いを尋ねられると「手法は違っても、アニメも実写もプロセスは変わらないと思います。自分の思いやアイディア、イメージをスタッフに理解してもらうこと、スタッフ陣の思いを自分が受け入れるということが監督の仕事。そういう意味では変わりません。ただ、時間のかけ方の違いは強く感じました。実写では、じっくりと考えたり悩む時間が少なくて、ゲリラ的に突っ走りながら撮影した感じです。そういうスタイルが、この作品の内容と合っていたと、いまになって思います」と語った


宇田プロデューサーは「『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』というドイツの作品をアメリカ人のアリアス監督が、日本で長瀬智也を使って撮ったという“事件”を目撃していただきたい」と完成した作品に自信をのぞかせた。

この日の会場には、映画監督やプロデューサーなど、映画業界で仕事をすることを目指す若者が数多く詰めかけており、彼らからは「映画製作の現場にスタッフとして入り込むにはどうしたらいいのか?」、「映画監督になる上で、最も必要とされる資質は?」といった質問も飛び出した。宇田プロデューサーは「映画監督になるための道筋は多様化しています。昔のように必ずしも助監督として現場に入らなくても、自主製作で賞を獲る、PVやCMのディレクター、TVドラマの演出家から映画監督になる例も多く見られます。ただ、現場が慢性的な人不足なのは事実ですので、最初のうちは作業的にも、金銭的にもすごくキツイでしょうが、現場に入ること自体は難しくないですよ。何よりヒットするかどうかを計算するのではなく、『これ面白い!』という気持ちを持つことが大切です」と力説。アリアス監督もこれにうなずき「日本には、映画を作る人を育てる環境はあると思いますよ」と若者たちにエールを送った。トークイベント後は盛況のうちに終了したが、その後も監督、宇田プロデューサーが気さくに学生たちの質問に答える姿が見られた。

『ヘブンズ・ドア』は2009年2月7日(土)よりシネマライズ、シネカノン有楽町、新宿ジョイシネマ、池袋HUMAXシネマほか全国にて公開。

めざせ映画業界マン
http://blog.cinemacafe.net/live/vantan/
《text:cinemacafe.net》

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