重厚なドラマとスタントなしの激しいアクションが融合! 『007/慰めの報酬』

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『007/慰めの報酬』 -Quantum of Solace (C) 2008 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
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シリーズ21作目となる『007/カジノ・ロワイヤル』('06)を見事、大ヒットに導いた6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグ。歴代ボンドと比べるとやや身長が低かったり、シリーズ初の金髪だったり、就任当初はファンからの厳しい意見も飛び交っていたが、蓋を開けてみれば「これぞボンド!」と、絶賛を浴びた。そして、続編となる『007/慰めの報酬』がいよいよ公開となる。物語は前作の1時間後から始まるということで、まだダニエルの新ボンドを見ていないという人は、必ず『カジノ・ロワイヤル』のチェックが必要だ。

前作同様に人間味あふれるボンドとアクション・シーンの数々が見どころとなっているが、監督がマーティン・キャンベルから『チョコレート』('01)や『主人公は僕だった』('06)など人間ドラマに定評のあるマーク・フォースターに引き継がれたことで、今回はさらにドラマティックな展開に。「ダニエルはボンドをリアリズムの世界に戻した」と語るフォースター監督の手腕により、愛を奪われ復讐に燃えるボンドの複雑な心情が露わになっていく──。そんなボンドを演じるダニエル・クレイグの実力はもちろん、彼と行動を共にする女性カミーユ役に『薬指の標本』('05)のオルガ・キュリレンコ、組織の黒幕ドミニク役に『潜水服は蝶の夢を見る』('07)のマチュー・アマルリックという演技派が顔を揃えているのも魅力的である。

また、ドラマティックになっているからといってアクションが疎かにならないのが本作の凄いところ。冒頭の凄まじいカー・アクションをはじめ、9割のスタントを自らこなしたというダニエルが繰り広げるパルクール(道具を使わずに障害物を乗り越えるエクストリームスポーツ)並みの追跡劇も見応えある。ただ、お色気シーンがないのはちょっぴり残念ではあるけれど…。とにもかくにも硬派なボンドはたまらなく格好いいのだ。

《text:Rie Shintani》

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