初映画監督を務め上げた役所広司 息子役・瑛太に女性の扱いも伝授?

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『ガマの油』完成発表会見(左より)澤屋敷純一、益岡徹、小林聡美、役所広司監督、瑛太、八千草薫、二階堂ふみ
  • 『ガマの油』完成発表会見(左より)澤屋敷純一、益岡徹、小林聡美、役所広司監督、瑛太、八千草薫、二階堂ふみ
  • 初映画監督・原案・主演を務めた役所広司
  • 瑛太「4人の役所さんとご一緒したいと思った」
  • 矢沢一家の3人
  • はつらつとした、健康的な笑顔が抜擢の決め手
  • 役所監督に“いい女”と絶賛された小林さん
  • 映画初出演を果たした澤屋敷さん
  • その笑顔で周囲を穏やかにさせる八千草さん
ガマの油——その昔、切り傷などに効用があるとして、祭りや縁日で油売りの巧みな話術によって売られていた、ガマ蛙の油汗を煮詰めたもの。俳優、役所広司が幼い頃に出会った油売りの思い出を基に、原案および映画初監督、そして主演を務めた『ガマの油』が6月に公開される。1月26日(月)、本作の完成発表会見が行われ、役所さんはじめ、瑛太、小林聡美、二階堂ふみ、八千草薫、澤屋敷純一、益岡徹ら共演者が出席した。

構想2年を経て本作を完成させた役所さんは、いまの気持ちを聞かれ「大変なことをやったという気持ち。監督しながら出演もするということで、スタッフとキャストには役割以上の負担をかけてしまいました。初めての経験で分からないことばかりでしたが、自分で好きだと思える映画が出来て感謝しています」とスタッフ、キャスト陣への謝意を口にした。また作品については「明るく前向きな作品にしたかった。人生はつらいことがあっても、誰かが自分を見守っていると分かったとき、自分の大切な人との別れに対して楽な気持ちになれる、ということを感じていただければ」と思いの丈を語った。

そんな役所さんが“男を幸せにしてくれる、いい女の代表”と言い切ったのが一緒に夫婦を演じた小林さん。この言葉に礼に伏すばかりの小林さんは、「役所さんはきめ細かい演出をしてくださり、現場が荒れそうな雰囲気のときも優しくまとめてくれて、かえってそれが怖かったりもしました(笑)。本当に優しくしていただき、ありがとうございます」と監督の演出を絶賛した。

「ガマの油売りをやってほしいと言われたときは緊張が走った」と話すのは、本作のキーパーソン“ガマの油売り”役の益岡さん。役所さんとは10代からの旧知の仲だが、「俳優の世界に入ったときに飲みながら語っていた、亡くなった家族への思いというのを思い出しました。監督の描いた世界観に近づければと思って演じました」と真剣な眼差しで語った。

本職はK-1ファイターの澤屋敷さんは、本作が俳優デビュー作となったが、「専門的なことは分からないので、とにかく監督を頼り、信頼しきってました」と言葉少なに初の演技についてコメント。澤屋敷さんの試合を見ていたという役所さんに「サブローのイメージにぴったり。強さとナイーブさを併せ持ち、すごく素直で欲のないところが、役者として勉強になった」と言わしめた。

健康的な笑顔が印象的な光役の二階堂さんも、本作が映画初出演となったが、「現場では何度も同じセリフが言えなかったのですが、監督に丁寧に指導いただいて、それが一番力になりました」と初々しいコメント。キャスト全員から厚い信頼と称賛の言葉を一身に受ける役所さんだが、息子・拓也役の瑛太さんは「二階堂さん扮する恋人の光と恋人的なタッチをする場面で、役所さんに演出していただいたときに、こうやって女の人にタッチすると女の人を包めるんだなと感じました」と女性の扱いまでも先輩に学んだ様子? これに対し、役所さんは瑛太さんを抜擢した理由を「こんな息子がいたらいいなと思って。自分の目標に着実に進むしっかりした面と、お互いクセ毛なので(笑)」と説明し、会場を沸かせた。そして、監督の熱烈なオファーを受け、光の祖母を演じた八千草さん。「爽やかな、何とも言えない気持ちになれた。役所さんの温かさも優しさも何もかもが出ていたと思います」という大先輩の言葉に、役所さんは頭の上がらない様子だった。

『ガマの油』は6月6日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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