レオナルド・ディカプリオ、ケイトとの12年ぶりの共演を語る「運命でない2人の話」

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『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 レオナルド・ディカプリオ -(C) AFLO
  • 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 レオナルド・ディカプリオ -(C) AFLO
  • 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 -(C) 2008 Dreamworks LLC. All Rights Reserved.
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高度成長期の1950年代。傍目には誰もが憧れる幸せを手に入れたように思える夫婦が、それぞれが若き日に抱いた夢を手に入れようともがく姿を描いた『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』。『タイタニック』以来となる共演を果たしたレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットは共に本年のゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、ケイトは見事、主演女優賞に輝いた。満たされない思いを抱えながらサラリーマンとして生きる夫のフランクを演じたレオが、ケイトとの共演そして本作に込めた思いを語ってくれた。

まずレオは、12年ぶりの共演となったケイトへの絶大なる信頼をこう表現した。
「こういう映画で10年来の親しい友人をパートナーに出来るというのは貴重なことです。彼女は才能にあふれていて、また互いに演技について率直な意見を言ってもらえると信じています。こうしたことは、この映画を作る上で本当にかけがいのない要素でした。彼女の存在のおかげで多くの激しい瞬間がずっと容易になり、また通常の限界を超えた表現が出来ていると思います。サム(・メンデス監督)は僕とケイトの関係を『利用した』って言ってました(笑)。2人が夫婦げんかをするシーンでは、僕と彼女がこれほど親しい間柄じゃなかったらこうはならなかっただろう、というところがいくつもあります」。

レオ自身「これまで僕はほとんどの場合、勇敢で自分自身やほかの人に約束したことを果たそうとか、逆境に打ち勝とうという“立派な人”を演じてきた」と認めているが、今回演じたフランクはそうした人間像とは少し異なっている。
「彼の非英雄的な部分がとても気に入ったんです。彼は、人生で賭けに出るほどの能力も勇気も英雄的資質も持ち合わせてはいません。彼はその環境が生んだ産物に過ぎず、最後には自分でも自身がどんな人間か悟ります。妻とは違って、夢のために全てを危険にさらすことができない男。これはおもしろい点でした。主演の男の役柄がこういう描かれ方をしている題材に出会うことは滅多にありません」。

その上でレオは、観客の視点から、こうした登場人物の様々な行動が作品の魅力となっていると語る。
「映画を観ながら感情移入する人物が次から次へと変わっていきます。ある瞬間に一人に感情移入したかと思ったら、次の瞬間にはその人が非常に人間らしく、ひどいことをしたりするんです! 映画を観ながらどう感じたらいいのか分からなくなるこの部分が、この作品を興味深いアートにしていると言えます」。

フランクとエイプリル。映画を通じて2人が綴る物語をレオはどうとらえているのだろうか?
「世界の中のたった2人だけの問題を描いており、できる限り最高の方法でこの問題を解決しようとする2人の物語でしょうか。決して1950年代を懐かしく見せるものでも、俗受けするものでもありません。僕の意見を言うなら、一緒になる運命にはなかった2人を描いた話のように思えます」。

この一見、謎かけのようなレオの言葉の意味するところは? ぜひ2人の迎える運命の結末を確かめてほしい。

© AFLO
《text:cinemacafe.net》

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