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平愛梨号泣に温かい拍手の一方で、ユースケセクハラ満載トークに会場ドン引き?

「YAWARA」、「MONSTER」といったヒット作を世に送り出してきた浦沢直樹の大人気漫画を豪華キャスト陣を結集して映画化した『20世紀少年』。昨年公開された第1章に続く『20世紀少年<第2章> 最後の希望』が1月31日(土)に公開を迎えた。初回上映後には舞台挨拶が行われ、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨、ユースケ・サンタマリア、小池栄子、木南晴夏、そして堤幸彦監督が登壇した。

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『20世紀少年<第2章> 最後の希望』初日舞台挨拶。(左から)堤幸彦監督、小池栄子、香川照之、常盤貴子、豊川悦司、木南愛梨、ユースケ・サンタマリア、木南晴夏
『20世紀少年<第2章> 最後の希望』初日舞台挨拶。(左から)堤幸彦監督、小池栄子、香川照之、常盤貴子、豊川悦司、木南愛梨、ユースケ・サンタマリア、木南晴夏
  • 『20世紀少年<第2章> 最後の希望』初日舞台挨拶。(左から)堤幸彦監督、小池栄子、香川照之、常盤貴子、豊川悦司、木南愛梨、ユースケ・サンタマリア、木南晴夏
  • オッチョ役の豊川悦司
  • ユキジ役・常盤貴子
  • ユースケの激しいセクハラに耐えて(?)、涙の初日!
「YAWARA」、「MONSTER」といったヒット作を世に送り出してきた浦沢直樹の大人気漫画を豪華キャスト陣を結集して映画化した『20世紀少年』。昨年公開された第1章に続く『20世紀少年<第2章> 最後の希望』が1月31日(土)に公開を迎えた。初回上映後には舞台挨拶が行われ、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨、ユースケ・サンタマリア、小池栄子、木南晴夏、そして堤幸彦監督が登壇した。

オッチョ役の豊川さんは、雨の中を駆けつけた観客にお礼を述べつつ「第1章を観てないけど、第2章を観られた方、話は分かりましたか? ぜひDVDを買って観てください! ロビーで売ってますので」とちゃっかりDVDの販売促進に励みつつ「宣伝も含めて僕たちは2年がかりでこの作品に携わっていますが、僕の人生の中で、これまでもこれからも、こんな経験はないだろうと思います。この映画が、邦画が新しいエンターテイメントとして成長する上での分岐点となることを願っています」と呼びかけた。

ヨシツネを演じる香川さんは、劇中とは打って変わって短髪のさっぱりとした出で立ちで登場。「初日はいつも、お客さんが来てくださっているのかと考えて緊張してしまうものですが、ここに上がった瞬間、すごい熱気があってホッとしてます。この第2章を観たとき、第1章と全く違っていて『堤監督、とんでもない第2章を作ったな』という思いでした。監督は、第3章にも手応えを感じてらっしゃるようです!」と第2章を観終わったばかりの観客の最終章への期待をあおった。

小池さんは“ともだち”に心酔する高須を熱演。「正直、不安はありましたし『高須に似てる』と言われるのも微妙でした(苦笑)。悪役の一人としてみなさんの心に残れば嬉しいです」と笑顔で語った。

常盤さんが会場に向けて「この中で第1章の初日の舞台挨拶にも来ていただいた方、いらっしゃいますか?」と問いかけると、客席のかなりの人々の手が挙がった。これには壇上の一同びっくり。常盤さんは「すごい! 神様です。土下座してお礼を言いたいくらい(笑)、本当にありがたいです。第3章でまたみなさんと会えるのを楽しみにしています」と力強く語った。

そして、カンナ役に大抜擢された平さんは、初日を迎えた感激のあまり号泣! 「この作品に出会って初心に戻り、堤監督、共演者のみなさんからいろいろ学ばせていただきました。今日からまた、心機一転がんばります! みなさんの大好きな『20世紀少年』の中でも重要なカンナをやらせていただき、ありがとうございました」と涙ながらに熱い思いを語り、会場は温かい拍手に包まれた。

カンナの同級生・小泉響子役の木南さんは「出演が決まってからも、撮影しながらも自分が出ているという実感がなくて…。こうして初日を迎えて実感がわくかと思ったら、まだ夢のようで『本当に出てたのか?』という感じです。いや、出てたんですけど…」と、劇中からそのまま抜け出してきたようなとぼけた口調で会場の笑いを誘った。

そして、忘れてはいけないのがこの人、サダキヨ役のユースケさん。壇上に上がるや客席に向けて投げキッスをするも完璧に無視されていたが、そんなことはお構いなしにここから独演会をスタート。しみじみとした口調で「昨夜は緊張で一睡も出来ませんでした。朝、カーテンを開けたら土砂降りで『あぁ、これは僕の涙雨だな』と。そんなことを思いながら会場に来たら、定員400人の劇場に二千人が来ていただいたということで本当にありがたい気持ちでいっぱいです」と共演者に『うそつけ!』と突っ込まれながら挨拶した。さらに、ケンヂ役の唐沢さんがいないのをいいことに「今回はサダキヨとケンヂの2役を演じて苦労しました。サダキヨのメイクで鏡を見るたび『おれ、大丈夫か?』と不安に思ってました。その頃、宮藤官九郎さんと一緒に仕事してたんですが、宮藤さんがサダキヨやった方が似てるんじゃないかと(笑)」と複雑な(?)胸の内を語って止まらないユースケさん。しまいには「女性陣と一緒のシーンが多かったんですが、みなさんにすごくよくしてもらって。時々、混浴でお風呂に入って洗いっこしたり…」とセクハラ発言まで飛び出す始末。会場は爆笑、失笑が飛び交った。

この個性的過ぎる面々をまとめ上げた堤監督は「正月が明けてからもいろいろ直したりしてたんですが、やっと出来上がりました。みなさんは最初のお客様ということで、ここにいらっしゃる方が本当の“ともだち”です!」と語りかけ会場の喝采を浴びた。

最後は豊川さんの音頭による三本締めで、会場全体で本作のヒットを祈願して舞台挨拶は幕を閉じた。

『20世紀少年<第2章> 最後の希望』は全国東宝系にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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