アカデミー賞最有力のダニー・ボイルが語る“世界一”への道は「運命を信じること」

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“カツ”カレーで受賞祈願! ダニー・ボイル監督&みのもんた
  • “カツ”カレーで受賞祈願! ダニー・ボイル監督&みのもんた
  • 『スラムドッグ$ミリオネア』 ダニー・ボイル監督
  • カツカレーをおいしそうに頬張るボイル監督
  • 真剣な表情で“カツ”カット
  • “運命”の力を熱弁するボイル監督
  • いつもと逆の立場に、みのさん険しい表情
  • みのさんに課せられた「クイズ$ミリオネア」
  • ファイナルアンサーに悩むみのさん
日本でもおなじみ、世界80か国以上で親しまれている人気番組「クイズ$ミリオネア」を舞台に、インドの貧民街で育った一人の少年の波乱に満ちた人生と執念の愛を綴った『スラムドッグ$ミリオネア』。圧倒的な支持を得て、本年度のゴールデン・グローブ賞をはじめとしてこれまで76の映画賞を獲得し、迫るアカデミー賞では作品賞を含む9部門10ノミネートされた本作を引っさげ、授賞式を目前に控えるダニー・ボイル監督が緊急来日! 2月18日(水)、大勢のマスコミ陣が集まる中、記者会見が行われた。

『ザ・ビーチ』、『サンシャイン2057』に続き2年ぶり3回目の来日を果たしたボイル監督。初のアカデミー賞ノミネートの感想を尋ねられると、「本作のような作品にとって、大ヒットのきっかけとして賞シーズンはとても重要で、大きく羽ばたくチャンス。普通と違うタイプの作品が作られたり、俳優がリスキーな役に挑戦するきっかけともなる場でもあるので、ノミネートされたことは光栄です。ただ、いままで“ダニー・ボイル”だったのが“オスカーノミネート〜”と呼ばれるようになっちゃって変な気分。子供たちにも“オスカー候補のパパ”とからかわれてます(笑)」と冗談を交えながら喜びを口にした。

インドで製作された本作が作品賞を獲得すると、『ラストエンペラー』以来、実に21年ぶりにアメリカ製作でない作品が受賞という快挙を果たす。監督は、作品の軸にある“運命”について「私たちは運命というと、何かロマンティックなものを想起しがちだけど、より深遠で複雑なものだということをインドの地で体感した」とコメント。舞台となったムンバイについても「スラム街と『ミリオネア』のようなグラマラスな世界の対比は、この街そのものを映している部分でもあり、極端なものが隣り合わせになっている街。映画作家にとってはこれ以上ない、最高の題材となった」と明かし、世界中で最高の街と称えた。

無名の役者と極少の製作費という厳しい条件の中で作られた本作。全米ではわずか10館からのスタートで大ヒットとなったが、配給の買い手がついたことも自分の探していた理想の主演俳優とロンドンで出会えたことも、全て“運命”だと、監督は言う。そして「監督という職業には、技術よりも何よりも信じることとたゆまぬ努力が必要」と感慨深げに語った。

そんな監督にエールを送るべく、日本版「クイズ$ミリオネア」で司会者を務めたみのもんたがゲストとして登場! 作品を絶賛するや、「一つだけ、映画の中の司会者が悪いやつなんですよ。日本の司会者は素晴らしいということを伝えにきました」とアピールし、監督の笑いを誘った。同番組については「出てみたいけど、セレブのゴシップやTVのことはわからないからきっと答えられないよ」と語るボイル監督だが、この日は逆に、みのさんを解答者に迎えてクエスチョン! 「世界一になるために、最も重要なこととは?」という質問を投げかけるや、おなじみの「ファイナルアンサー」も互いに披露した。さらに、みのさんからボイル監督へ、日本の験かつぎの定番“カツ(勝つ)カレー”をプレゼント! 初体験のカツカレーの味がお気に召した様子のボイル監督は、その後もみのさんと共にスプーンを止めずにカツを頬張るなど、チャーミングな一面も見せてくれた。

ちなみに監督は日本から直接、23日(日本時間)にL.A.にて行われるアカデミー賞授賞式入りとか。果たして、カツカレーのご利益はいかに?

『スラムドッグ$ミリオネア』は4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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