【ハリウッドより愛をこめて】オスカー受賞者たちがつけていた白リボンの意味は?

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『レスラー』のパロディで会場をわかせるヒュー・ジャックマン - Michael Yada/(C) A.M.P.A.S.
  • 『レスラー』のパロディで会場をわかせるヒュー・ジャックマン - Michael Yada/(C) A.M.P.A.S.
  • オスカー像を手に笑顔を見せる加藤監督 -Michael Yada/ (C) A.M.P.A.S.
  • レッドカーペットを歩くエミール・ハーシュ。胸にはWhite Knot - Michael Yada/(C) A.M.P.A.S.
ハリウッドで最も盛大なショーが週末にやってきては去りました! どう思いましたか? 第81回アカデミー賞授賞式のホスト、ヒュー・ジャックマンのパフォーマンスを見ましたか? その夜は、歌ったり踊ったり、素晴らしい司会者でした。彼は本当に才能にあふれた俳優です!

さて、この夜私が注目したパフォーマンスをいくつかご紹介しますね。まず、主演男優・女優と助演男優・女優部門の発表では、それぞれ過去の受賞者5人が登場し、ひとりひとりの紹介をしたのは見ごたえがありました。

また、パフォーマンスの中で私が最も良かったと思ったのは、ビヨンセとヒュー・ジャックマンが見せたミュージカルのメドレーではなく、歌曲賞発表の前にジョン・レジェンド(『ウォーリー』)とインド音楽の旗手A.R.ラフマーン(『スラムドッグ$ミリオネア』)が同じ舞台で、オスカーノミネートの歌を披露したこと。特に、この演奏の終盤で2人の歌が合わさった瞬間は最高でした。本当に音楽こそが成せる素晴らしい演出だと思いました。日曜の夜は間違いなくインドの人々にとって輝かしい夜になったことでしょう。

しかし日本にとっても、『おくりびと』が外国語映画賞に選ばれ、誇り高い一夜になりましたね。もう一人、日本からは加藤久仁生監督が『つみきのいえ』で短編アニメ映画賞を獲得しました。私は彼がスピーチの最後に言った“ドウモアリガト、Mr.ロボット”(ロックバンド「STYX」が歌ったヒット曲「MR.ROBOTO」の歌詞の一部)という言葉がたまらなく好きでした! とってもキュートで、全員がその言葉に笑ってましたよ。あと、ささやかなところでもう一つ、日本文化はセレモニーを盛り上げていましたよ。先述のジョン・レジェンドとA.R.ラフマーンのパフォーマンスで、和太鼓チームが見事な演奏を披露していました。

今回の授賞者に関しては、ペネロペ・クルスにヒース・レジャー、ケイト・ウィンスレット、そして『スラムドッグ$ミリオネア』は予測していましたが、ショーン・ペンの勝利は個人的に驚きでした! 大胆な発言で有名な彼にとって、オスカーを手にするのは2回目。彼の奥さま、ロビン・ライト・ペンもとっても誇りげに、だんなさまが舞台でスピーチを行っている間ずっと涙を拭いていました。

それから、気づいた方もいるかもしれませんが、スーツやドレスに白いリボンをつけている何人かのスターの姿が見られました。この白いリボンは“White Knot”という、平等な結婚の権利を訴える運動から始まったもの。この運動では、“all loving couples deserve the same legal rights and benefits.(愛し合っている全てのカップルは、等しく権利と利益を享受できなければならない)”というのが合言葉になっています。知らない人のために説明しますと、カリフォルニアでは昨年、同性愛者の結婚が合法化されましたが、1月に入ってそれが白紙に戻りました。そのため、ハリウッドではこれに反対する運動が始まったのです。日曜の夜にもレッドカーペットでたくさんの人がリボンをつけていたことからも、彼らの意思がはっきりと伝わってきました。

オスカーの夜については話すことがたくさんあるので、2回にわたって伝えていきますね。

楽しいお話をもう一つだけ。メリル・ストリープがオスカーに初めてノミネートされたのが、1979年の『クレーマー、クレーマー』(私の大のお気に入りです)だって知ってました? 今回、彼女は15回目のノミネートを果たしました! これはもうすごいとしか言えませんね! メリルはすごく愛らしい姿で、横に座る娘たちのサポートに満面の笑みを浮かべていましたよ。



Michael Yada/© A.M.P.A.S
《text:cinemacafe.net》

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