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『ダ・ヴィンチ・コード』に続く衝撃作『天使と悪魔』のヒロイン「原点は日本に」

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品の謎とキリスト教にまつわる流説を結び付けた推理小説として、全世界を席巻した「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化から3年。原作者のダン・ブラウンが「ダ・ヴィンチ・コード」以前にしたため、2003年に刊行された「天使と悪魔」が『ダ・ヴィンチ・コード』チームによって映画化! 日本では5月に公開される。この映画『天使と悪魔』で、トム・ハンクス扮する主人公・ラングドン教授を、まるでボンド・ガールのごとく支える女性科学者・ヴィットリアを演じたのが、イスラエル出身のアイェレット・ゾラー。日本における本作の特別映像上映に合わせて来日した彼女に話を聞いた。

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『天使と悪魔』 アイェレット・ゾラー
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レオナルド・ダ・ヴィンチの作品の謎とキリスト教にまつわる流説を結び付けた推理小説として、全世界を席巻した「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化から3年。原作者のダン・ブラウンが「ダ・ヴィンチ・コード」以前にしたため、2003年に刊行された「天使と悪魔」が『ダ・ヴィンチ・コード』チームによって映画化! 日本では5月に公開される。この映画『天使と悪魔』で、トム・ハンクス扮する主人公・ラングドン教授を、まるでボンド・ガールのごとく支える女性科学者・ヴィットリアを演じたのが、イスラエル出身のアイェレット・ゾラー。日本における本作の特別映像上映に合わせて来日した彼女に話を聞いた。

「最初のうちは、ローマ中を走り回っていたわ」

エリック・バナの妻役を演じた『ミュンヘン』、米大統領狙撃事件を題材にしたサスペンス・アクション『バンテージ・ポイント』などハリウッドの話題作に出演しているゾラー。今回のヴィットリア役が決まったときは「ミス・ユニバースに選ばれた女性のように、嬉しくて飛び上がったり、叫んでたり…落ち着くまで20分くらいはかかったわ(笑)」とのこと。

撮影は、貴重な遺跡や建造物が立ち並ぶローマの市街で行われた。
「最初のうちは、ローマの街のそこらじゅうを走り回っていたわ。『もしかしたら、最後までずっと走らされっぱなしなんじゃないか?』って心配になるぐらい。ロケ地として印象に残っているのはパンテオンでの撮影ね。ローマで最も古い場所のひとつで、そこを立ち入り禁止にしてトムと私の2人が歩いたの」。中には撮影許可が下りなかった場所もあったとか。それについて話を向けると「私の口からいろいろ言い過ぎると、閉じ込められてしまうかもしれないわ(笑)」といたずらっぽく笑った。

トムとの共演は、彼女にとって貴重な経験となったようだ。
「寛大で、非常に頭のきれる素晴らしい俳優ね。5か月の撮影の間、毎日彼と一緒にいろんな体験をしてきたので、撮影を終えたときは体の一部がなくなってしまったかのような感覚だったわ(笑)。彼の俳優としての能力のひとつとして、自分の周囲の人々のことを感じられる感性があると思う。ある日、彼と話をしていたんだけど、その間、トムは靴を履いていたの。でも、話に夢中になるあまり、彼ったら靴を左右逆に履いてしまったのよ(笑)! とにかく彼はあれだけのスターでありながら、他人の言葉に耳を傾けることができる人なの」。

新しい役に入り込む上で必要な“恐怖”

ゾラー自身にとっての今回の役柄における挑戦は? という質問に、彼女は「ハイヒールで走ったことかしら?」と笑いつつ、こう語った。
「毎回、新しい役をもらうたびに、それがいままでで一番難しい役柄だという気持ちで臨んでいるわ。もしそういう感覚を持たずに役を引き受けてしまえば、チャレンジすることなく演じることになってしまうから。演じる上で、そうした“恐怖”とも言える気持ちがないと役に入れないの。今回の役に関しては、原作があって映画がある中で、原作とかけ離れ過ぎず、同一でもないキャラクターというのを自分なりに作りあげていくのが難しかったわね」。

実は彼女、かつてモデルの仕事で日本にしばらく滞在したことがあるというが、そのときの経験が自身にとって「人生の分岐点になった」と明かしてくれた。
「日本である女性に出会ったの。その女性は、人生で非常に大きな苦痛を体験したと言っていたけど、その方の葛藤や苦しみを目の当たりにし、それを私は自分が出演する舞台での演技に取り入れることが出来たの。実はその頃、女優を続けるかどうか、迷っていた部分があったのだけど、その経験から、真剣に演技に取り組もうという気になったわ。日本を出発点にして女優になって、いわばひとつの“輪”を閉じるためにこうしてまた日本に来たようなものね。ここから何かがまた始まるのかもしれないわ」。

トム・ハンクス インタビュー
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/interview/2009/05/5970/index.html
《シネマカフェ編集部》

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