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【ゆうばり映画祭レポート最終回】さよならビュッフェで閉幕 ファン選定の大賞は…

最終日には、映画祭に関わった人たちを労うパーティ“さよならビュッフェ”が開かれた。どの映画祭でもボランティア・スタッフの活躍が映画祭を支えているものだが、このゆうばり国際ファンタスティック映画祭では、特に彼らの存在の大きさを感じた。この日のパーティでも、ボランティアの人たちが北海道の郷土料理・石狩鍋をはじめ、食べきれないほどの手作り料理でもてなすなど、とにかく地域と映画祭の密着度が高い。もちろん、映画祭の関係者やスタッフだけではなく、彼らと来場者との距離が近いからこそ、毎年この映画祭に訪れるというファンも多いのだ。

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“さよならビュッフェ”で閉幕…また来年! photo:Rie Shintani
“さよならビュッフェ”で閉幕…また来年! photo:Rie Shintani
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最終日には、映画祭に関わった人たちを労うパーティ“さよならビュッフェ”が開かれた。どの映画祭でもボランティア・スタッフの活躍が映画祭を支えているものだが、このゆうばり国際ファンタスティック映画祭では、特に彼らの存在の大きさを感じた。この日のパーティでも、ボランティアの人たちが北海道の郷土料理・石狩鍋をはじめ、食べきれないほどの手作り料理でもてなすなど、とにかく地域と映画祭の密着度が高い。もちろん、映画祭の関係者やスタッフだけではなく、彼らと来場者との距離が近いからこそ、毎年この映画祭に訪れるというファンも多いのだ。

そして、このパーティで“ファンタランド大賞”が発表となった。これは、全招待作品・各部門参加作品の中から観客のアンケート評価を元に選ばれる賞で、観客が選んだということはある意味、最も価値ある賞と言える。その栄えあるファンタランド大賞に選ばれたのは…『チェイサー』(招待作品部門)。2位は『G』、『長髪怪獣ゲハラ』(フォーラムシアター部門)、3位『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(招待作品部門)。10位までが発表となった。

都会で開催される映画祭とは違い、会場となるゆうばり市民会館やホテルが徒歩圏内ということもあり、どこへ行っても映画祭の雰囲気が途切れないこともこの映画祭の魅力。“お帰りなさい!”という言葉で迎えられ、“世界一温かい映画祭”を実感して帰路につく──。夕張市の財政破綻により一度は中止なった映画祭ではあるが、見事復活を遂げ、今年は目標の1万人をクリア。総動員数10,593名という嬉しい数字で幕を閉じた。来年は20回という節目の年。復活3年目となる映画祭がどんな盛り上がりを見せてくれるのか、期待せずにはいられない。

(text/photo:Rie Shintani

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009」
映画祭公式サイト:http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=main2009.php&langue=21010
《シネマカフェ編集部》

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