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長澤まさみとの父娘役に、佐々木蔵之介「こんなかわいい娘がいたらたまらない!」

那覇から船で2時間余り、青い海とサンゴ礁に恵まれる沖縄の小さな島、渡名喜島(となきじま)を舞台に綴られる、ウミンチュ(海人)の父と娘の二代にわたる愛と哀しみの物語『群青 愛が沈んだ海の色』。6月27日(土)の公開に先立ち、3月19日(木)、本作の完成披露試写会が行われ、主人公の父娘を演じた長澤まさみと佐々木蔵之介、共演の福士誠治、良知真次、田中美里、そして中川陽介監督と主題歌を歌う畠山美由紀と音楽を手がけた沢田譲治が上映前の舞台挨拶に登壇した。

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『群青 愛が沈んだ海の色』完成披露試写会(左から)良知真次、福士誠治、長澤まさみ、佐々木蔵之介、田中美里、畠山美由紀
『群青 愛が沈んだ海の色』完成披露試写会(左から)良知真次、福士誠治、長澤まさみ、佐々木蔵之介、田中美里、畠山美由紀
  • 『群青 愛が沈んだ海の色』完成披露試写会(左から)良知真次、福士誠治、長澤まさみ、佐々木蔵之介、田中美里、畠山美由紀
  • 『群青 愛が沈んだ海の色』 長澤まさみ
  • 『群青 愛が沈んだ海の色』 佐々木蔵之介
  • 幼なじみの微妙な三角関係を見せる
  • 「かわいい娘」と並び、佐々木さんご満悦
  • ピアノの猛特訓の成果に注目
  • 深みのある美しい歌声で観客を魅了
  • 渡名喜島の自然の力を実感
那覇から船で2時間余り、青い海とサンゴ礁に恵まれる沖縄の小さな島、渡名喜島(となきじま)を舞台に綴られる、ウミンチュ(海人)の父と娘の二代にわたる愛と哀しみの物語『群青 愛が沈んだ海の色』。6月27日(土)の公開に先立ち、3月19日(木)、本作の完成披露試写会が行われ、主人公の父娘を演じた長澤まさみと佐々木蔵之介、共演の福士誠治、良知真次、田中美里、そして中川陽介監督と主題歌を歌う畠山美由紀と音楽を手がけた沢田譲治が上映前の舞台挨拶に登壇した。

島で美しく育つも、最愛の恋人を亡くした哀しみを背負い、心を閉ざしてしまうヒロイン・凉子を演じた長澤さんは「凉子が、自分の心の中で闘いながら必死に生きるさまを一生懸命演じました」と新境地を開いた本作での役をふり返った。劇中では、佐々木さん扮する父親・龍二との固い絆が描かれるが、佐々木さんの印象を尋ねると「若いお父さんで、日焼けしていてすごくダンディ。こんな親子が本当にいそうだなと思うくらい」と大絶賛。これには佐々木さんもニンマリ顔で、「こんなにかわいい娘と、こんな綺麗な奥さん(田中さん)がいたらたまりませんよ! 監督、ありがとうございます!」と有頂天になっていた。

良知さんは、映画初出演にして凉子の恋人という大役を果たしたが「初めての映画で素潜りや島唄にも挑戦し、さらに長澤まさみちゃんの恋人役ということですごく緊張していたのですが、撮影ではもっと緊張しました」とややぎこちない様子。一方、幼い凉子を残して命を落とす母親を演じた田中さんは、「龍二との間にあるたしかな愛を大切にして、大きくなった凉子を感じながら演じました。だから完成した映画を観たときは、娘がなんて大きくなったんだろうと親心にウルウルきてしまいました」とあふれる感情を口にした。

またこの日、壇上では主題歌「星が咲いたよ」が生演奏され、ゆったりとした畠山さんの深い歌声に包まれ、会場はしばし癒しの空間に。キャストによる演技と渡名喜島の美しい自然と並べて、中川監督が「もう一人の主役としていい演技をしている」と話す映画の音楽。劇中ではピアニスト役として、猛特訓の成果を披露する田中さんをはじめ、長澤さんも同曲をピアノで弾いている。畠山さんは「『この世にはこんなに美しい出来事や自然がいっぱいあるんだよと凉子に言い聞かせるような曲を』という監督の言葉に感化され、自分が実際に島で感じたままを曲にした」と作曲に至るまでを明かした。

実は、渡名喜島で撮影された初の映画となった本作。撮影は昨年の7月から約1か月、夏の暑い時期に行われたが、佐々木さんは「青い海や空、渡名喜島の雄大で豊かな自然の中で演技できる嬉しさと、でもそれに負けてはいけないという気持ちの中で過ごしました。自然の力にすごく助けてもらいました」とのこと。キャスト一同、すっかり島の暮らしを満喫していたようで、「ひたすらオリオンビールと島酒を、劇中と同じように漁師の方たちと一緒に飲んでました」と佐々木さん。長澤さんも「島にある喫茶店の冷やしぜんざいがすごく美味しくて、時間があれば食べてました」と笑顔で島での撮影の様子を明かした。また、凉子の幼なじみの役の福士さんも「島の駐在さんにバイクを借りて島を一周したら、ちょうど12分でした。そんな小さな島ですが、自然に囲まれた中で過ごしてみて、自分の中に島の人たちの心が入ってきたなと、映画の中の自分の素朴な顔を見て確信しました」と島から受けた多大なる力を熱く語った。

深い愛と壮大な自然、そして心癒す音楽が織り成す『群青 愛が沈んだ海の色』は、6月27日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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