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ファッション小噺vol.104 チャリティのスタイルいろいろ

シネマカフェの運営会社・カフェグルーヴが、映画『子供の情景』公開を記念して、アフガニスタンの子供たちへ教育支援を行なうキャンペーン『NO MORE WAR! MORE BOOKS! 爆弾よりも本を!』を、共同提供のムヴィオラ、クレストインターナショナルと一緒にスタートさせましたね。

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『子供の情景』
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シネマカフェの運営会社・カフェグルーヴが、映画『子供の情景』公開を記念して、アフガニスタンの子供たちへ教育支援を行なうキャンペーン『NO MORE WAR! MORE BOOKS! 爆弾よりも本を!』を、共同提供のムヴィオラ、クレストインターナショナルと一緒にスタートさせましたね。

『子供の情景』は、イラン映画界の巨匠モフセン・マフマルバフを父に持つ、20歳の監督ハナ・マフマルバフの作品。仏像が破壊されたバーミヤンを舞台に、学校で学びたいと願う6歳の少女の姿を通し、教育の大切さ、子供が大人から受ける影響の大きさについて映し出した、心に迫る作品です。世界の多くの国々同様、アフガニスタンでも、貧困、社会情勢、文化的背景、社会的因習などにより、望んでも教育を受けられない子供たちが大勢います。そこで、この映画の公開時期と合わせて、募金活動を行い、バーミヤンで教育支援活動を行ってきたセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの協力を得て、映画の撮影地・バーミヤンの子供たちに本を贈るキャンペーンを実施するというわけです。

参加方法は簡単。キャンペーン期間中に、カフェグルーヴが運営する映画サイト「シネマカフェ」ほか各協力サイトに掲載された、映画配給元およびキャンペーン協賛各社のキャンペーンバナーをクリックするだけ。すると、1クリックで本1冊分(2米$)とし、映画配給元およびキャンペーン協賛各社より、子どもたちのための国際NGO団体「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」へ寄付を行うというのです。寄付金は200冊分ごと(400米ドル)に1つの「移動図書箱」の調達(本200冊入りの移動図書箱)、及びモニタリング費用など活動管理費に。

簡単なのに、とっても有益。参加しない手はありませんよね。

さて、「セーブ・ザ・チルドレン」といえば、最近話題になったのが、ブルガリとのコラボレーション。2009年に創立125周年を迎えるブルガリは、記念事業の一環として、同団体が行う「Rewrite the Future〜いっしょに描こう!子供の未来」キャンペーンを、今年1年を通してサポートするのです。このキャンペーンのためにブルガリが特別製作したのが、シルバー製のリングとペンダント。いずれも39,900円なのですが、各売り上げから7,600円がキャンペーンへと寄付される仕組み。早速、リングを予約して購入したのですが、銀細工師であった創設者ソティリオ・ブルガリへ敬意を表したもので、1920年代のブルガリショップに掲げられていた看板のロゴからインスピレーションを受けたデザインが素敵。どんなファッションにも合わせやすい、少しボリュームのある、でもシンプルなフォルムがとてもいい。さすがはブルガリです。

でも実は、購入前にちょっと悩みました。リング代の全額39,900円を「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付した方がいいかな…と。でも、こんなチャリティもいいなと思い直しました。指輪をすることで、どこかで誰かと話題が生まれ、キャンペーンに興味を持つ人が少しでも増えるかもしれませんからね。嬉しいことがあると、賛同しているいくつかのチャリティ団体に寄付をして、喜びのおすそ分けをしている私ですが、「自分へのご褒美と、幸せのおすそ分けが一緒にできるなら、それも素敵なのでは!」とも。

チャリティのスタイルに正解はないし、考え方、手法は人それぞれ。自分が納得できるスタイル、規模を見つけて、できるだけ継続的に行うのが良いのではないかと思うこの頃です。



『子供の情景』キャンペーンページ
http://www.cinemacafe.net/special/kodomo/

ブルガリ「Rewrite the Future〜いっしょに描こう!子供の未来」キャンペーン
http://www.bulgari.com/main.php?lang=2
《牧口じゅん》

映画、だけではありません。 牧口じゅん

通信社勤務、映画祭事務局スタッフを経て、映画ライターに。映画専門サイト、女性誌男性誌などでコラムやインタビュー記事を執筆。旅、グルメなどカルチャー系取材多数。ドッグマッサージセラピストの資格を持ち、動物をこよなく愛する。趣味はクラシック音楽鑑賞。

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