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映画の原点に立ち返る 映画館スタッフが選ぶ「映画館大賞」間もなく決定!

毎年、膨大な数の映画が製作・配給・上映される一方で、テレビやDVD、ブルーレイディスクなど自宅でお手軽に映画が鑑賞できるようになったことにより、若者の映画館離れが進む昨今。一作品あたりの興行の寿命は短くなり、テレビ局主導による大型作品と単館規模で公開される作品の規模の格差が広がってきている。そんな中、映画の原点でもある映画館の活性化を図るべく、このたび全国の独立系映画館(全国展開シネコン、成人映画館以外の映画館)100館以上が協力し、映画館のスタッフからお薦めの映画を発信する「映画館大賞」という画期的な賞が誕生した。

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映画館からヒット作が誕生する? 「映画館大賞」
映画館からヒット作が誕生する? 「映画館大賞」
  • 映画館からヒット作が誕生する? 「映画館大賞」
毎年、膨大な数の映画が製作・配給・上映される一方で、テレビやDVD、ブルーレイディスクなど自宅でお手軽に映画が鑑賞できるようになったことにより、若者の映画館離れが進む昨今。一作品あたりの興行の寿命は短くなり、テレビ局主導による大型作品と単館規模で公開される作品の規模の格差が広がってきている。そんな中、映画の原点でもある映画館の活性化を図るべく、このたび全国の独立系映画館(全国展開シネコン、成人映画館以外の映画館)100館以上が協力し、映画館のスタッフからお薦めの映画を発信する「映画館大賞」という画期的な賞が誕生した。

出版界において、いまやベストセラーのステータスともなっている書店発の「本屋大賞」と同様に、「映画館大賞」では、直接観客と触れる映画館のスタッフが「スクリーンで観てもらいたい」映画を選ぶ。2007年12月1日〜2008年11月30日の1年間に国内で公開された800本余りの作品の中から、各映画館スタッフがお薦めの作品10本を選び、ベストテン形式で投票。その集計からベストテンが選出され、発表される。

メディアが発信する情報とは異なる“生の声”から「映画館で映画を観る」ことの魅力を見つめ直すきっかけとして期待がかかる同賞。実行委員会代表の杉原永純氏は、「映画の送り手として先端にいる映画館のスタッフが選ぶ映画賞は、いままでにない画期的なものだと思っています。ベストテンの作品の並び順や選定のコメントに映画館ならではの特色が出るはずですので楽しみにしていてください。この賞が、全国の映画館が情報を発信するコミュニティの中心となるきっかけになれば、と考えています」と期待を募らせる。

同賞ではさらに、文化人部門にみうらじゅん、映画監督部門には岩井俊二、俳優部門に蒼井優など各界の著名人がお薦め映画1本を選ぶ「あの人の1本」に、名画座館主たちが2008年に特集上映・リバイバル上映された旧作のうち最も鮮やかに蘇った作品を選ぶ「蘇る名画」などオリジナルの賞も設けられている。気になる第1回目の結果は、3月31日(火)、「映画館大賞」公式サイト上にて発表! さらに5月22日(金)からは渋谷ユーロスペースにて受賞作品を連続上映、各日豪華ゲストによるトークショーが行われるとのこと。

どの作品が栄冠に手にするか、結果もさることながら、同賞をきっかけに映画館がさらなる盛り上がりを見せることを願いたい。

「映画館大賞」公式サイト
http://www.cinemirai.com/eigakantaisho/
《シネマカフェ編集部》
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