高良健吾、実はカニが苦手!? SABU率いる若手実力派が総結集『蟹工船』遂に完成

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『蟹工船』完成披露会見(左から)木本武宏、木下隆行、新井浩文、松田龍平、西島秀俊、高良健吾、柄本時生、SABU監督
  • 『蟹工船』完成披露会見(左から)木本武宏、木下隆行、新井浩文、松田龍平、西島秀俊、高良健吾、柄本時生、SABU監督
  • 『蟹工船』 松田龍平
  • 『蟹工船』 西島秀俊
  • 労働者と鬼監督、熾烈なバトルに注目!
  • 昭和文学の名作を現代風に見事に映像化
  • 旧友・松田龍平との久しぶりの共演の感想は?
  • 実は甲殻類アレルギー!?
  • 俳優業進出に前向きな姿勢のTKO
不景気の煽りを受けた様々な労働問題が叫ばれる現代に呼応するかごとく、再び脚光を浴びた、プロレタリア文学の代表作「蟹工船」。独創的な世界観で数多くのファンを持つSABU監督が、4年ぶりの新作として本作をポップな世界観で映像化! 公開に先駆けて、4月10日(金)に本作の完成披露会見が行われ、監督を筆頭に、主人公の労働者役・松田龍平と鬼監督役の西島秀俊に高良健吾、新井浩文、柄本時生、そしてTKOの二人、木下隆行と木本武宏が出席した。

過酷な労働環境に置かれた漁夫たちが立ち上がる姿を描いていく本作。リーダーとしてみなを率いる新庄を演じた松田さんは、作品について「すごく暗く辛い物語だけど、奇抜な衣裳やセットなど、SABUさんのポップな世界観によって光が与えられていておもしろい。本当にパワーをもらったし、やれないことはないという気持ちになれる映画」とアピール。そんな松田さんとはデビューして間もない『青い春』での共演以来の仲良しだという漁夫・塩田役の新井さんは、久しぶりの共演に「龍平にはデビュー当時、俳優の先輩として全部教えてもらったんですが、今回久しぶりにやってみて、すごくかっこよかったです」と照れながらふり返った。これに対して、松田さんは一言「久しぶりに一緒で楽しかったんですが、ほとんどずっと一緒にいて、この人とは旅行はしたくないなと思いました(笑)」。2人の仲良しぶりに会場からは笑いがもれた。

労働者役の若手として抜擢された高良さんと柄本さんは、憧れの先輩との共演に恐縮しきり。柄本さんが「とにかくみなさんに迷惑をかけないようにがんばりました」と緊張した様子を見せると、高良さんも「本当に尊敬する方ばかりだったので、僕はみなさんに乗っかっていくだけでした」とポツリ。ちなみに、高良さんに船での撮影の様子を尋ねると、「実は僕、甲殻類がダメなんです。味は好きなんですが、胃が…」と告白し、爆笑を呼んだ。

一方、本作が映画初出演となったTKOの二人は、現場ですっかり好感触を得たようで、「僕は西島さんに叩かれる役だったのですが、Mで良かったなと。あと、みんなとも仲良くなり、オセロをやって楽しんでました」と木下さん。さらに、「僕らも苦労してる芸人代表。二人でいるときは勝手に『これはおれらの映画だ』と言ってましたね」と明かし、今後の俳優活動にも前向きな姿勢を見せた。

一致団結した様子を見せた労働者チームだが、SABU監督に言わせれば、「現場では、緊張しっぱなしの状態でいてほしかったので、オセロをやらせないことに苦労した」とのこと…。

そんな労働者チームに対して、やや疎外感を感じていたのは、労働者を酷使する極悪人に成りきった西島さん。「役作りのために、現場ではみんなとも話さなかったので、オセロもしなかったです(笑)」と言うが、ヒール役で新境地を開き「我ながら素晴らしい極悪人を演じることができて、今後もこういう役がもっと出来るといいなと思いました」と、意外にも悪役もまんざらではない様子。また、作品については「とにかく“考え続けろ”というメッセージがすごく胸に響いた。うまくいかないと考えることを放棄してしまうが、辛くても考え続けることがその後に繋がるんだと思います」と語りかけた。

最後に、この実力ある役者陣を総結集させたSABU監督は、「全員がそれぞれ意識して立ち上がる物語なので、全員にスポットライトを当てるように作りました。笑えて泣けて感動できる、すごく燃える映画になりました」と自信のほどを見せた。

そして「小林多喜二さんに“これが『蟹工船』だ”と自信を持って言える映画になった」と胸を張る『蟹工船』。公開は今夏、シネマライズ、テアトル新宿ほか全国にて。
《text:cinemacafe.net》

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