※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ビリー・ボブ・ソーントン、失言で自身のバンドのカナダ・ツアーをキャンセル

自身のバンド、The Boxmastersを率いてカナダ・ツアー中だったビリー・ボブ・ソーントンが、残りの2公演をキャンセルした。「メンバー1人と数人のスタッフの風邪のため」と発表されたが、そのほかにも理由はあるようだ。

最新ニュース ゴシップ
注目記事
最新出演作『Manure』(原題)を携えて、サンダンス映画祭を訪れたビリー・ボブ・ソーントン -(C) Splash/AFLO
最新出演作『Manure』(原題)を携えて、サンダンス映画祭を訪れたビリー・ボブ・ソーントン -(C) Splash/AFLO
  • 最新出演作『Manure』(原題)を携えて、サンダンス映画祭を訪れたビリー・ボブ・ソーントン -(C) Splash/AFLO
自身のバンド、The Boxmastersを率いてカナダ・ツアー中だったビリー・ボブ・ソーントンが、残りの2公演をキャンセルした。「メンバー1人と数人のスタッフの風邪のため」と発表されたが、そのほかにも理由はあるようだ。

カントリー歌手のウィリー・ネルソンの前座としてカナダをツアー中だったThe Boxmastersは、8日にラジオ番組に出演した。このとき、司会者はビリー・ボブについて「オスカー受賞脚本家で、監督・俳優」と紹介したのだが、どうもそれが気にくわなかったらしい。その後は司会者が何を聞いても「あんたの言ってることはさっぱり分からない」と繰り返すばかり。出演時間の最後にバンドで演奏する際も、自分のドラムセットを持って来なかったという理由でビリー・ボブは演奏に参加しなかった。

しかし、何よりもまずかったのはビリー・ボブがカナダの観客について「マッシュポテト」と評したことだった。これはカナダの観客がアメリカに比べて大人しいと話していたときに「いつもは客同士が物を投げ合ってるような場所でやってるんだが、ここ(カナダ)ではみんな着席していて、こっちが何を言おうと関係ない。まるで、グレーヴィーのかかっていないマッシュポテトだね」と発言したのだ。

ラジオ出演の翌日のトロント公演前に「あれは司会者についての発言。カナダは大好きな国だ」と弁解したものの、もはや後の祭りで会場はブーイングの嵐。「グレーヴィーをかけるぞ!」という罵声を浴びながらの演奏になり、翌日に残りの公演のキャンセルが発表となった。



最新出演作『Manure』(原題)を携えて、サンダンス映画祭を訪れたビリー・ボブ・ソーントン。

© Splash/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]
page top