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オニを操る小悪魔(?)芦名星「真っ直ぐゆえに嫌われる女の子ってある意味素敵」

TVドラマ化されて話題を呼んだ「鹿男あをによし」を始め、その独特の世界観が人気の万城目学の処女小説を映画化した『鴨川ホルモー』がまもなく公開を迎える。謎のサークル「京大青竜会」に入った学生たちが、一千年もの歴史を持ち、“オニ”を操って行われる摩訶不思議な神事“ホルモー”に翻弄される姿を描いた本作。個性豊かな京大青竜会のメンバーの一人、早良京子を演じたのは、日・伊・加合作の『シルク』で注目を浴び、今年も本作を始め『カムイ外伝』、『悪夢のエレベーター』など話題作の公開が控える芦名星。劇中、小悪魔的な一面を見せる京子だが、演じた芦名さんの素顔は——。

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『鴨川ホルモー』 芦名星
『鴨川ホルモー』 芦名星
  • 『鴨川ホルモー』 芦名星
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  • 『鴨川ホルモー』 芦名星
  • 舞台版ではどんな京子を見せてくれるのか?
  • 芦名さん自身に小悪魔的要素は…?
  • 美しいのは鼻だけじゃありません! 劇中の着物姿にも注目
  • オニたちに愛着! 「かわいくて仕方ないんです!」
TVドラマ化されて話題を呼んだ「鹿男あをによし」を始め、その独特の世界観が人気の万城目学の処女小説を映画化した『鴨川ホルモー』がまもなく公開を迎える。謎のサークル「京大青竜会」に入った学生たちが、一千年もの歴史を持ち、“オニ”を操って行われる摩訶不思議な神事“ホルモー”に翻弄される姿を描いた本作。個性豊かな京大青竜会のメンバーの一人、早良京子を演じたのは、日・伊・加合作の『シルク』で注目を浴び、今年も本作を始め『カムイ外伝』『悪夢のエレベーター』など話題作の公開が控える芦名星。劇中、小悪魔的な一面を見せる京子だが、演じた芦名さんの素顔は——。

キャスティングの決め手となった“素敵な鼻”に本人は…

芦名さん扮する京子を特徴づけているのは、山田孝之が演じる主人公・安倍をメロメロにしてしまう“素敵な鼻”。当初は「私の鼻で大丈夫?」と不安だったと明かす。「そんなに言うほど、素敵なものでもないと思うんですが…(笑)。ただ、映画とは別に舞台版の『鴨川ホルモー』でも同じ理由で京子役のオファーをいただきまして、そこまで言っていただけるなら自信を持とうと、自分の中で決めました(笑)」。

一方で、京子の内面的な部分について、演じるに当たってはかなりの難しさを感じたという。
「青竜会のメンバーはキャラがとても濃いのですが、京子はその中では一番普通の女の子。この子にどういう風に“クセ”をつけていけばいいか、悩みました。観る側からしたら嫌な女の子ですよね。でも、彼女自身が考えていることってすごく真っ直ぐなんです。芦屋くん(石田卓也)への強い想いで、周囲を巻き込んでいく無我夢中の女の子。真っ直ぐゆえに嫌われる女の子ってある意味素敵だし、すごくおもしろいな、と思いました。個人的に共感ですか? こんなにも人を好きになる気持ちは分からなくはないですよ。やり方は私好みではないですけど(苦笑)」。

撮影は京都で行われたが、まさに、劇中のサークルのような雰囲気だったとか。「以前から、大学やサークルに憧れはありましたね。“キャンパスライフ”って何だかかっこいいな、と。言うほど良くないよ、と言われるんですけど。この作品を通じて、その雰囲気を存分に味わいましたね。新歓コンパってこうやるんだ、とか初めて知りました。撮影の後も、みんなでご飯食べに出たり、お酒を飲みに行ったりして、お友達が増えました(笑)」。

「オニたちがかわいくて仕方ないんです!」

映画の見どころは何と言っても、最新のVFXを駆使して制作されたオニたちがスクリーンを所狭しと動き回るホルモーのシーン。とは言え、芦名さんらが演じている最中は、当然のことながらオニたちはそこには存在しない。オニたちの姿が加えられた完成作を観ての感想を尋ねてみた。
「オニたちがかわいくて仕方ないんです! 『何てかわいいんだろう』と思ってたら、次々と死んでいくのでかわいそうでかわいそうで…。消えていくのを見ると切なくなって『もっとレーズン(※オニの好物)を補給してよ!』とか『そんなに強く叩かないで〜』って。撮影中、そこに存在するものとして演じていたので、実際に見るとかなり愛着がわきました」。

映画の公開に続いて、先に述べた舞台版「鴨川ホルモー」への出演も決まっている芦名さん。ちなみに、映画で芦屋役を演じた石田さんが、舞台では主人公の安倍を演じることになる。
「映画と舞台で同じ役を演じるということや、映画で共演した卓也くんが今度は別の役を演じるということについては、特に戸惑いや不安はないですね。全く別のものをまたゼロから作っていくという感覚ですし、卓也くんの安倍を見るのも楽しみです。ちなみに卓也くんとは次で5回目の共演なんです。何だか弟みたいですね、向こうも私のことを『お姉ちゃん』て…(笑)」。

舞台、ドラマと活躍の幅を次々と広げているが「今後の目標は?」と尋ねると、きりりと引き締まった表情で「あまり先の目標は立てずに、目の前の仕事をひとつずつこなしていきたいです。いま、一生懸命やることで少しずつでも必ず前に進めるって信じています」と力強く語ってくれた芦名さん。これまでとはひと味違った役柄となった本作を経て、この先さらに、新しい表情を見せてくれるのを期待して待ちたい。

(衣裳協力:gomme/UN BRAQUE)

山田孝之インタビュー COMING 4/16

芦名星の動画コメントが見られる! 『鴨川ホルモー』特集ページ
http://www.cinemacafe.net/ad/horumo/
《シネマカフェ編集部》

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