【ハリウッドより愛をこめて】『スラムドッグ』子役の養子縁組の疑惑、その真偽は?

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共演のアズルディン・モハメド・イスマイルと一緒にファッションショーを歩くルビーナ -(C) Rex Features / AFLO
  • 共演のアズルディン・モハメド・イスマイルと一緒にファッションショーを歩くルビーナ -(C) Rex Features / AFLO
みなさん、こんにちは! やっと春の陽気が気持ちいい時期になりましたね! しかし、今回お届けするのは、心許なくなるニュースです…。

『スラムドッグ$ミリオネア』は昨年全米で劇場公開されて以来、目覚しい躍進を見せています。アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を総なめにし、もちろん興行的にも全米では何か月にもわたるスマッシュヒットとなっています。しかし、この映画の成功はキャスト全員にバラ色の人生をもたらしてはいないよう…。その裏では、映画の舞台であるムンバイのスラム街で暮らし、本作に出演した子役たちが妥当なギャラを受け取っていないだとか、キャストや映画に出演する村の人々もひどい待遇を受けていたなどとうわさされているんです。しかしながら、これに対して、本作の監督ダニー・ボイルは何回にもわたり、子役たちへの待遇には誇りを持っていること、そして全員に平等に報酬が支払われていることを証言しています。

そんな中、本作に出演した9歳のスター、ルビーナ・アリの実父ラフィク・キュエルシ氏が娘を違法な養子縁組に売り出したという心配なニュースが持ち上がっています。覆面記者によるおとり取材で、彼がキュエルシ氏に女の子を養子として買いたいと興味を示すと、父親は「私たちは一つの部屋で7人が床の上で寝起きしています。私は一日3、4ドルしか稼げませんし、私と家族のために何が最善の道かを決めました」と同情を誘う話をしたとのこと。しかし、このことが暴露された後、父親は頑なに養子縁組について否定し、この申し出を受けたとき、「ルビーナは私と一緒にいて幸せです」と言って丁寧に断ったと話しました。しかし一方で、この父親は娘が映画のギャラに関して不当な扱いを受けている、とメディアに散々訴えていた張本人でもあるんです。

そんな彼の元妻は、どうやら彼のことを信じていないようです。というのも、彼女は長女からこの違法の養子縁組の話を聞いて、すぐさま警察に訴え、キュエルシ氏を逮捕させたくらいですからね! また、父親は娘を売ろうとしたことはないと否定しているわけですが、彼と覆面記者が“養子縁組”について相談している隠し撮りビデオがあるそうですよ。

何と言ってもかわいそうなのは、ルビーナ本人! とにかくこの一連の問題が彼女に悪影響を与えないことを祈りましょう! 一方、彼女は現在学校に通っており、映画のスタッフが彼女が18歳のときに使えるように基金を彼女のために作りました。果たしてこのドラマの行く末はどうなるのか…! 



© Rex Features / AFLO
《text:Lisle Wilkerson》

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