【カンヌ現地レポ 10】凛子、ハプニングにも歓声!混戦のパルムドールのゆくえは?

最新ニュース

『MAP OF THE SOUNDS OF TOKYO』公式上映に登場した菊地凛子 photo:Ayako Ishizu
  • 『MAP OF THE SOUNDS OF TOKYO』公式上映に登場した菊地凛子 photo:Ayako Ishizu
現地時間23日の夜、『MAP OF THE SOUNDS OF TOKYO』(原題)の公式上映が行われ、主演の菊地凛子がレッドカーペットに登場した。菊地さんはシャネルの新作という白いシフォンのロングドレスに、15センチ以上はありそうなハイヒール姿。カンヌのレッドカーペットは世界デビューなった『バベル』のお披露目以来、3年ぶり。前回は無名だった彼女も、今回はファンからサインを求められて笑顔で応じるなど、いまや国際派女優として、日本を代表する顔となった。途中、柔らかいシフォンの裾が靴に絡んでしまい、転びそうになるハプニングもあったが、彼女の照れた笑顔が会場前のスクリーンに大写しになると、ファンから歓声と拍手が上がった。

今年のコンペティション作20本はこれで全て上映が終了。24日夜の結果発表を待つだけとなったが、現地新聞などの星取り表では、『真夜中のピアニスト』のジャック・オーディアール監督によるサスペンスフルな刑務所ドラマ『A PROPHET』(原題)、『ピアニスト』でグランプリ獲得経験のあるミヒャエル・ハネケ監督の20世紀初頭のドイツの小さな村を舞台にしたミステリー『WHITE RIBBON』(原題)などが、高評価を獲得。これらも非常に素晴らしかったが、個人的には、パレスチナのエリヤ・スレイマン監督がイスラエルに住むアラブ人一家の複雑な歴史をユーモラスを交えて描く自伝的作品『TIME THAT REMAINS』(原題)、アン・リー監督が伝説の音楽フェス、ウッドストックの会場となった村の騒動を描いたコメディ『TAKING WOODSTOCK』(原題)が印象深い。カンヌもたまにはコメディに賞をあげてもいいと思うのだが、難しいか?



第62回カンヌ国際映画祭特集
http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2009/news.html
《photo / text:Ayako Ishizu》

関連ニュース

特集

page top