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リリー・フランキーにも結婚願望あり? 映画館大賞トークに登場、過激な役作りも…

映画界における「本屋大賞」として今年創設され、映画館スタッフの投票によって決定し、注目を集めた「映画館大賞」。この3月に2008年度ベストテン作品が発表されたが、先日より5月29日(金)までの日程で、ユーロスペースにて映画館大賞に合わせた特集上映がトークショー付きで開催されている。5月23日(土)には、『ダークナイト』に続く第2位に選ばれた『ぐるりのこと。』の上映が行われ、トークイベントには主演のリリー・フランキーが登場! 会場は大きな盛り上がりを見せた。

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映画館大賞特集上映のトークイベントにとうじょうしたリリー・フランキー
映画館大賞特集上映のトークイベントにとうじょうしたリリー・フランキー
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映画界における「本屋大賞」として今年創設され、映画館スタッフの投票によって決定し、注目を集めた「映画館大賞」。この3月に2008年度ベストテン作品が発表されたが、先日より5月29日(金)までの日程で、ユーロスペースにて映画館大賞に合わせた特集上映がトークショー付きで開催されている。5月23日(土)には、『ダークナイト』に続く第2位に選ばれた『ぐるりのこと。』の上映が行われ、トークイベントには主演のリリー・フランキーが登場! 会場は大きな盛り上がりを見せた。

リリーさんは2008年度ベストテンについて「俺も去年の1位は『ダークナイト』ですね、やっぱり。一日中、ジョーカー(ヒース・レジャー)の真似をしてました。紫のスーツを持ってまして、久々に着ましたね。女の口の中にナイフを入れてみたくなってしょうがなかったです。(劇中のシーンを真似て)エピソードを聞かせたくてね。(2位の『ぐるりのこと。』が1位の『ダークナイト』と)5ポイントしか差がなくて、嬉しいことです」とユーモアたっぷりに喜びを語った。

『ぐるりのこと。』で、主人公のカナオを演じるに当たっての役作りに話が及ぶと「結構しました。お話をいただいてから、アバラを抜いたりもしましたし、歯も3本くらい抜きましたけども。そして、やはり歯を戻したりとかしました」ととぼけた調子で語り会場を沸かせた。実際のところはと言うと「橋口監督が言っていたのは、カナオに近いものが俺にはあると…。監督なりに見て、そう思ってくれたらしくて、そんなに極端な役作りを求められてなかったかもしれません」とのこと。

リリーさんは、改めてカナオという人物、そして作品について「(カナオは)頼りないけどぶれない感じのいい男だと思う。いまの時代、真面目に生きている人の方がおかしくならざるをえない。(カナオと妻の翔子は)普通に考えたら貧乏くさいし、主役になれる夫婦じゃない。こういう夫婦が主役になるというのは、皮肉な世の中だなと思います。この映画を夫婦で観て良かったという人と、夫婦で観なきゃ良かったという人とがいるんですよ。だいたい後者は別れる直前でしょうね。あと、この映画を観て結婚したというカップルもいますよ。責任感じちゃいますね」とコメント。

リリーさん自身は独身だが、結婚観について尋ねると「いいもんだな、と思います。(劇中で)夫婦で一緒に立ち食いそばを食っているときは、苦しいものを乗り越えた感が自分にもあって、そのときに翔子(木村多江)が200円くらいの蕎麦を食べてて…。周りはサラリーマンが独りで食べている中で、なんか俺は誇らしげな気持ちになったんですよね。こういう食事だけど、2人で食べているっていうことに。ああいう、一緒にいる感じが憧れます。結婚っていいな、と。いつかはしたいですね。東京が早く同性で結婚できるようになればいいんですけど」と珍しくまじめに答えたかと思えば、最後にあらぬ願望も…。会場からは大きな拍手がわき起こった。

「映画館大賞」特集上映は、ユーロスペースにて5月29日(金)まで開催。

映画館大賞
http://eigakantaisho.com
《シネマカフェ編集部》

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