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小雪がもしも大金を手に入れたら——「ケータリングの会社でも作ろうかな…」

森田芳光監督が小雪を主演に迎えて完成させた、13年ぶりのオリジナル脚本作品『わたし出すわ』。10月31日(土)に公開を迎える本作の完成披露試写会が7月22日(水)に行われ、上映前の舞台挨拶に森田監督に小雪さん、そして共演の黒谷友香、小澤征悦、井坂俊哉、山中崇、小池栄子が登壇した。

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『わたし出すわ』完成披露試写会。(左から)森田芳光監督、小澤征悦、黒谷友香、小雪、小池栄子、井坂俊哉、山中崇
『わたし出すわ』完成披露試写会。(左から)森田芳光監督、小澤征悦、黒谷友香、小雪、小池栄子、井坂俊哉、山中崇
  • 『わたし出すわ』完成披露試写会。(左から)森田芳光監督、小澤征悦、黒谷友香、小雪、小池栄子、井坂俊哉、山中崇
  • 主人公の麻耶役の小雪
  • 同級生の一人、満役の小澤征悦
  • 監督と、マヤとその同級生たちがズラリ
  • 本作が初の単独主演作となった
  • その手にはゴールドバー(の形をしたティッシュケース)
  • 小雪のライバル!
  • 監督を「シャイでキュート」と完全に手玉?
森田芳光監督が小雪を主演に迎えて完成させた、13年ぶりのオリジナル脚本作品『わたし出すわ』。10月31日(土)に公開を迎える本作の完成披露試写会が7月22日(水)に行われ、上映前の舞台挨拶に森田監督に小雪さん、そして共演の黒谷友香、小澤征悦、井坂俊哉、山中崇、小池栄子が登壇した。

本作で初の単独主演を果たした小雪さん。久々に故郷に戻るや、かつての同級生たちの人生のためにお金を出してあげるというミステリアスな女性・麻耶を演じた。この何とも不思議なタイトルについて小雪さんは「ストレートなタイトルに最初は戸惑ったけど、撮影を進めるうちに、だんだんこのタイトルが相応しいと思えてきました」とのこと。そして役柄についても「一言で説明するのが難しい女性です。根底には愛があって、お金をあげることで愛を感じているんです。私自身はそんなに気前よくないですね(笑)。でも、芯が強くて決めたことは全うするところは似てるかな、と思います」と語った。

麻耶の同級生で、かつては麻耶と美を競い合ったサキを演じた黒谷さんは、小雪さんのライバルを演じたことについて「光栄でした!」と語り、函館で行われた撮影中のエピソードとして「小雪さんと一緒に観光ツアーにも行きました」と笑顔で明かしてくれた。

井坂さんも同じく麻耶の同級生でいまは電車の運転手をする保に扮した。井坂さんは、森田監督の現場について「最初は監督に対して怖いというイメージを持ってましたが、優しかったです。夫婦喧嘩のシーンがあり、そこがすごく不安だったんですが、(映画の)パンフレットのコメントを見たら監督に満足していただけているようで、一安心しています」とホッとした様子で語った。

タイトルを初めて聞いたときの印象について山中さんと小澤さんの2人は、「多分ポロリがあるんじゃないか」(山中さん)、「小雪さんが何を出すのかな? と思った(笑)」(小澤さん)とよこしまなイメージを抱いたことを告白。山中さんは故障を抱えたマラソンランナーの孝を演じたが、「2か月ほどコーチについてトレーニングしたんですが、函館で小学生に抜かれて心が折れました…」と少し悲しい思い出を明かした。養魚試験場の研究員・満に扮した小澤さんは、小雪さんとの共演について尋ねられ「これほど自然体でいられる女優さんはいないと思います。すごく影響を受けました」と語った。

小池さんも他の共演者と同じく、麻耶の持つ謎の大金の恩恵を受ける同級生の一人、さくらを演じた。小池さんは森田監督について「シャイでキュートなところが魅力です。みんなが虜になるのも分かります」とべた褒め。

もしも麻耶のように大金を受け取ったら? という問いに森田監督は「ぼくは、不器用なんで一つのことしかできない。その金額に見合う映画を作ります」と答えたが、小池さんは「いやらしい使い方ですが(笑)、監督の作品の製作費の足しにしてもらって、出演させてもらおうかと」と猛アピールし、笑いを誘った。

ちなみに、同じ質問を小雪さんにしてみると「ケータリング会社でもやろうかな」という答えが…。なぜケータリング? という謎を残したまま舞台挨拶は幕を閉じた。

『わたし出すわ』は10月31日(土)より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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