西田敏行「戦国時代にあるまじき体型」と反省、次長課長・河本は史上最高の秀吉と自信

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『火天の城』完成記者会見。安土城の模型を背景に立つ監督とキャスト陣
  • 『火天の城』完成記者会見。安土城の模型を背景に立つ監督とキャスト陣
  • 岡部又右衛門役の西田敏行
  • 念願の信長役を演じた椎名桔平
  • 又右衛門の妻・田鶴を演じた大竹しのぶ
  • そびえ立つ安土城を背景にキャスト陣勢揃い
  • お腹が戦国時代らしくない?
  • 「また京都で撮影したい」とのこと
  • メガネ&浴衣がお似合いです!
織田信長が天下統一のための礎として琵琶湖のほとりに築かせた安土城。現在の貨幣に換算して総制作費1,000億円以上を投入し、100万人以上の大工・職人らが動員された、この伝説の築城を巡るドラマを描いた『火天の城』が、9月12日(土)より公開を迎える。8月5日(水)、本作の完成記者会見が行われ、主演の西田敏行をはじめ、大竹しのぶ、椎名桔平、福田沙紀、寺島進、河本準一(次長課長)、そして田中光敏監督が出席した。

監督とキャスト陣は、着物姿で登場! 「素晴らしい作品が出来たと自負しています。絶対に、映画館で観ていただかなくてはならないと思っています」と力強く語る西田さんは、安土城築城の総棟梁を務める宮大工の岡部又右衛門を演じた。お腹のあたりをさすりつつ「ちょっとこのへんが戦国時代にあるまじき体型ですが(苦笑)」とおどけつつも「人々が互いを信じ合って作り上げていく力は、現代の重機を超えるパワーがあると感じました」と充実した表情で語った。

又右衛門の娘・凛を演じた福田さんは「完成した作品のエンドロールで(スタッフ・キャスト陣の)ひとりひとりの名前を見て、言葉にならずに涙があふれました。ひとつの映画を作るという部分が、みんなで城を作るということと重なり、父(又衛門)に付いていくという思いと、現場で監督や西田さんに付いていくという思いは同じでした」と語った。

寺島さんは、又右衛門率いる岡部一門の若頭・平次に扮したが「3か月ほど京都で仕事をしましたが、あの辺りにはおいしいお店が多く、みんなで鍋をつついてチームワークを強めました。男は一本突き進むものですが、それを支える女性の心、本当の強さを感じました」と思いを語った。

念願かなって本作で信長を演じた椎名さんは「この映画では合戦シーンがないですが、その中でどのように信長を演じられるかが自分の課題でした。様々な小説を読むたびに違う信長像が頭の中に芽生えてきましたが、監督と話しながら信長の魅力を探っていきました。新しい文化を採り入れる一面と彼が抱えていた孤独、絶えず持っていた緊張感を出しました。いままでと違う信長像が画面に映っていれば嬉しいです」と語った。

信長の部下でのちの天下人・秀吉に扮したのは、自称“大ヒット請負人”の河本さん。「芸人としてはまだまだ若手ですが、そのレベルで秀吉を演じたのは僕が初めてだと思いますし、一番良い秀吉を演じたと思います」と自信満々。とは言うものの「ほとんど次長課長の河本でやらせてもらいました」とのこと。会見では、レポーターとして会場に来ていた落語家の林家三平さんから『火天の城』に因んだネタを迫られ「『火天の城』とかけて、ベートーベンと解く。その心は…大工(第九)が大事!」と語り会場からは拍手がわき起こった。

キャスト陣からは、現代の草食系と呼ばれる男子と劇中の男たちを対比するコメントが出たが、河本さんは「いまはどうしても女性の方が優勢で、うちの家庭でもそうですが(笑)、奥さんにも観てもらって(夫婦の関係は)こうあるべきだ! ということを考えてほしい」と訴えた。

河本さんにとっては理想の妻(?)、又右衛門を支える田鶴を演じた大竹さんは「夫を見て座っているだけで幸せ、という場面がありまして、演じながら幸せを感じてました」とニッコリ。「(現代のように)便利になれば、仕事は早いかもしれませんが無駄なものがなくなってしまう。本当は、その無駄の中に大切なものが詰まってるんじゃないかと思います。あの時代の職人の技が、現代にどれだけ伝えられているのか? 彼らの心がいまどきの草食系男子にどれぐらい伝わるのか? と考えています」と語った。また、大竹さんは京都での撮影が相当気に入ったようで「長いことこの仕事をしてきて、東映の京都撮影所は初めてでしたが、水戸黄門がいたりしてすごく楽しかったです!」と声を弾ませた。

田中監督は「道具ではなく、人の力、思いが歴史を動かす」と語り「スケールの大きさと共に、人間ドラマにフォーカスを当てて撮りました」と自信のほどをうかがわせた。

また、会見の最後には歌手の中孝介が登場し、この日のために作られた、安土城の7分の1の特製模型を背景に主題歌「空が空」を熱唱し喝采を浴びた。

『火天の城』は9月12日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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